ミルク育児

2014/07/05

母乳が出なくて困っています・・・。粉ミルクでは身体の弱い子になってしまう?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

母乳が出なくて困っています・・・。粉ミルクでは身体の弱い子になってしまう?

赤ちゃんを母乳で育てたい!と思っているママは、大勢いらっしゃるでしょうね。でもいざお乳をあげてみると、なぜか思い通りに母乳が出ない…という方も多いのではないでしょうか。
母乳育児とミルク育児では、赤ちゃんの成長に何か違いがあるのか、また、母乳を出しやすくするためには、どのようなことに気をつければいいのか、看護師さんたちからお話をお伺いしました。

ママからの相談:「丈夫な子になってほしいので、母乳で育てたいのですが…。」

赤ちゃんは「母乳で育てると病気になりにくい」と、昔からよく言われますよね。相談者の方は母乳が出にくく、赤ちゃんに粉ミルクを飲ませていますが、粉ミルクで育った赤ちゃんは身体が弱くなってしまうのでは?と、心配しているようです。

母乳で育った赤ちゃんと粉ミルクで育った赤ちゃんは、成長に何か違いがあるのでしょうか?

私の母が、私を母乳で育てたおかげで「病気になりにくい丈夫な子に育った」と言っていたので、自分も我が子は母乳で育てたいと思っていました。しかし、なかなか母乳が出なくて、現在粉ミルクを飲ませているのですが、粉ミルクでは、身体が弱い子になってしまうのではないかとすごく心配です。母乳と粉ミルクでは、やはり母乳の方が子供の身体に良いと思うのですが、子供の成長に何か違いが出るのでしょうか?また、母乳が出やすくなる方法があれば教えていただきたいです。

母乳じゃなくても大丈夫。粉ミルクでも健康で丈夫に育ちますよ!

最近の粉ミルクは、とても母乳に近い成分で作られていますので、栄養面では何も心配はいらないでしょう。ただ粉ミルクの場合、ママが持っている免疫物質が赤ちゃんに受け継がれませんので、母乳で育てた場合と比べると、若干風邪を引きやすい、などの違いはあるかも知れませんね。

現在は粉ミルクの研究も進んでいますので、母乳ではなく粉ミルクで育てたからといって、昔のように栄養面で差が出る、ということはありません。ミルクを飲んで育った子でも、健康で丈夫なお子さんはたくさんいますよ!(看護師)
日本の粉ミルクは、母乳成分についての研究が進んでいますので、母乳と比べても栄養面での心配はないでしょう。ただ、母乳には母親由来の免疫物質が含まれますが、ミルクにはそれが無いため、ミルクで育った場合は多少、乳児期に風邪を引きやすい、などということがあるかもしれません。(看護師)

母乳を出しやすくする秘訣は、赤ちゃんに乳首をしっかり吸ってもらうこと!

最初は赤ちゃんも乳首を上手に吸えないため、母乳が出にくいことが多いのですが、諦めずに繰り返し吸わせることで、乳首は赤ちゃんが吸いやすい形に変わり、母乳もたくさん作られるようになると、看護師さんは言っています。 普段の生活の中で母乳を出しやすくするためには、身体を冷やさないことや、ストレスを溜めないこと、なども大切なようです。

赤ちゃんにしっかり乳首を吸ってもらうことで、乳頭・乳輪部に刺激が加わり、母乳を作るホルモンが分泌されます。(看護師)
赤ちゃんが母乳を吸う練習を繰り返すうちに、乳首も吸いやすい形になり、母乳も作られやすくなります。諦め半分でもいいですので、頻繁に、赤ちゃんに乳首を吸わせてみて下さい。(看護師)
母乳は、出した量が多ければ多いほど、作られる量も多くなるので、搾乳などをして、乳房に溜まった母乳を空にすることも大切です。(看護師)
母乳を出しやすくするためには、食事は和食中心で白米を多く食べ、水分補給をたくさんしてください。たんぽぽ茶やハーブティーも、母乳の出をよくすると言われています。また、体を冷やさないように温かい食事と水分をしっかり摂る・できるだけ体を休める・ストレスを溜めない、などに気を配るようにして下さい。(看護師)

最近は昔と違い、母乳と粉ミルクでは、栄養面での差はほとんどないのですね。母乳が出にくいのは、ストレスも大きな要因だと言われているので、母乳が出ないからとあまり悩まず「出るといいな」くらいの気持ちで、時間のある時に赤ちゃんに乳首を吸わせてみてはどうでしょうか。


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