乳首の黒ずみ

授乳中の乳首の黒ずみは、卒乳後どのくらいで改善する?

赤ちゃんにおっぱいをあげるのは、ママにとって幸せな時間の一つ。しかし、乳首が黒ずんだりしてショックを受けることも・・・。母乳育児中のママからの相談に、医師や産婦人科の看護師さんの答えは?

ママからの質問:「乳首の黒ずみは、授乳をやめてからどのくらいで改善しますか?」

母乳で育てています。現在3カ月ですが、乳首と乳輪が黒ずんでいます。赤ちゃんが見つけやすいように黒くなるというのはわかっているのですが、授乳をやめてもこのままなのではないかと少し不安です。他のママ友達に聞いてみても、授乳をやめたら自然に治ったという方もいれば、ずっと治らず、そのままという方もいました。一般的には授乳をやめてどれくらいで乳首の黒ずみは改善するのでしょうか?(20代・女性)

妊娠によるホルモンバランスの変化や授乳が原因

乳首に黒ずみが起こる原因はいくつかあり、妊娠した女性の大半が経験するようです。

乳首の黒ずみは妊娠を経験したことのある女性であれば、ほとんどが体験しています。黒ずみが起こるのには理由があります。まず妊娠でエストロゲンという女性ホルモンが増えるせいで、色素細胞(メラノサイト)からの色素(メラニン)も増えるといわれています。メラニンが多い乳首は黒ずみやすくなります。(内科医師)
また、赤ちゃんが母乳を吸う力はとても強いので、その刺激に耐えるために乳首の角質層にメラニンが増えるともいわれています。視力がほとんどない赤ちゃんが見つけやすいように、黒くなるという説もあります。(内科医師)
妊娠中はホルモンのバランスや、大きくなった子宮に肝臓や胆嚢が圧迫されて、胆汁の流れが悪くなったり、解毒作用がうまくいかずに皮膚のかゆみが起こる場合があります。それと同時にメラニン細胞の動きが活発になり、色素沈着が起こり、乳首や腋の下などデリケートゾーンに黒ずみが起こります。(産婦人科看護師)

卒乳後や、ホルモンバランスが整う産後1年程で改善するケースが多数

自然に改善する方が多いようですが、中には残ってしまう人も。クリーム等で積極的にケアする方法も教えてくれました。

黒ずみはホルモンバランスが整う産後1年後から1年半後には自然に改善する方が多いですが、卒乳とともに改善する方もいます。中には少し残ってしまう方もいるようです。黒ずみをなるべく残さないように、きつい下着でしめつけない、かいたり触ったりなど刺激を与えない、専用のクリームを塗るなどの対策をしてみましょう。(内科医師)
卒乳してホルモンのバランスが整ってくれば、自然に薄くなっていくと思いますが、元の状態に戻るのは時間がかかるかもしれません。卒乳してからではなく、早めに乳首のケアを行ってください。最近は黒ずんだ乳首専用の石鹸や美白クリームがありますから、気長に行うつもりで、ケアしてください。(産婦人科看護師)
また、バランスのとれた栄養で、なるべく睡眠をしっかりとるようにしてください。肌のコラーゲン合成作用や美白効果のあるビタミンCを多めに摂るようにしてください。(産婦人科看護師)

妊娠によるホルモンバランスの変化や授乳で乳首の黒ずみが起こるため、卒乳後や、産後1年くらいたつと自然と改善する方が多いというお話でした。卒乳前からケアを心がけることで、改善をのぞめることもあります。


2015/10/04

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