皮膚トラブル

2015/10/04

虫刺されをかいた跡が色素沈着・・・もう治らないの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

虫刺されをかいた跡が色素沈着・・・もう治らないの?

虫除け対策を講じていても、虫には刺されてしまうものです。子どもが虫刺されをかいたために色素沈着してしまい、残った跡に悩むママからの相談に、お医者さんと看護師さんはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「色素沈着してしまった虫刺されの跡は、もう治らないでしょうか?」

5歳の子どもが、足首の数カ所を蚊に刺されてしまいました。薬を塗りましたが相当かゆかったようで、かきむしってしまったせいか水ぶくれのようなひどい状態になっていまいました。それ以上傷がつかないように色々考えてガーゼをつけたりしたので、今は虫刺され自体は治りました。ところが、虫刺されの跡は色素沈着のようになり、少しふくらみも残ったままになっています。このまま治らないのでしょうか。(30代・女性)

治りにくい跡を作らないために早めのケアを

虫刺されの跡ができてしまうと、なかなか治りません。跡が残ってしまう理由と、残さない対処方法についてアドバイスがありました。

虫刺されをかきむしったために、雑菌が侵入して感染を起こし、水ぶくれになってしまったのでしょう。通常でしたら、刺されて1~2カ月ほどで跡は消えますが、かきむしって跡が残った場合、なかなか消えません。今後は虫に刺されたら、すぐに水で洗い流し、保冷剤などで冷やしてください。冷やすことで炎症反応とかゆみが抑えられ、跡が残りにくくなります。(血液・腫瘍科看護師)
虫刺されによる色素沈着は、色素細胞から分泌されるメラニンや感染からくるシミが原因といわれています。今後は虫に刺されて色素沈着を残さないように、炎症を早くとる(市販の虫さされ薬を塗る)、かかない、日焼けをしない、オイルや保湿力が高いクリームを塗って乾燥させないようにしてください。早めにケアをしないと、色素が皮膚の奥深くに沈着してセルフケアでは改善できず、皮膚科などの治療が必要になります。(内科医師)

できてしまった色素沈着には、保湿や紫外線対策などのケアを

できてしまった色素沈着を治すためのケア方法や、病院での治療について教えてくれました。

色素沈着を起こした場合は、なるべく紫外線に触れないこと、皮膚を乾燥させないこと、触らないことです。足首でしたら、外出時は子ども用の日焼け止めを塗って、靴下を履かせてください。お風呂の後は、保湿クリームなどで乾燥を予防してください。肌の再生を促すために、睡眠をしっかりとってください。膨らみも残っているのなら、皮膚科で軟膏を処方してもらうといいでしょう。(血液・腫瘍科看護師)
色素沈着を治す効果的な方法は保湿、紫外線予防、血行促進、ビタミンCを摂取することです。お風呂上がりなどに化粧水やクリームで保湿して、日焼けなどを避けてこれ以上悪化しないようにしましょう。食事も野菜や果物を多く摂るなどバランスよくしてみてください。皮膚科に行くとハイドロキノンというメラニンの産生を減らす薬を処方してもらえます。なかなか治らず1年くらいかかることもあるので、気長に治していきましょう。(内科医師)

虫刺されによる色素沈着は治りにくいので、跡が残らないよう早めにケアすることが大切です。跡ができてしまったら、保湿や紫外線対策などを行いましょう。皮膚科に行くと、メラニンの産生を減らす薬を処方してもらえるようです。


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