肌トラブル

2015/10/05

肌荒れした子どものまぶたに塗っても大丈夫な薬とは?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

肌荒れした子どものまぶたに塗っても大丈夫な薬とは?

子どもの肌はデリケートです。日焼けや保湿などに気を配るママも少なくありません。子どものまぶたの皮膚が荒れしてしまい、どのような薬を塗ってあげるとよいのか悩むママからの相談に、お医者さんや看護師さんはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「まぶたがカサカサなのに病院では処方なし。どんな薬なら塗って大丈夫?」

肌がカサカサしているので、初めは日焼けで肌が荒れているのかなと思っていましたが、顔が赤くなってきたので病院に行くと、リンゴ病との診断でした。そして、まぶたのカサカサはリンゴ病とは関係ないといわれました。オロナインを塗ればいいですか?と聞くと、目の周りにつけてはいけないといわれましたが、違う薬は出されませんでした。市販薬でもいいので、まぶたに塗れる薬を教えてください。(30代・女性)

乾燥が原因ならワセリンを

身体のどこにでも使える保湿剤として、ワセリンを紹介してくれました。ワセリンの選び方と使い方、肌荒れさせないための対処法についてアドバイスがありました。

リンゴ病と関係ないのなら、乾燥によるものでしょうか。乾燥でしたら保湿に気をつけてください。なるべく目をこすらないこと、顔が汚れたら濡れたガーゼやコットンでまぶたも優しく拭いてください。ワセリンは、身体のどの部分に塗ってもかまいません。まぶたや唇の乾燥にも使用できます。(産科、婦人科看護師)
市販のワセリンには白色ワセリンと黄色ワセリンがあります。黄色ワセリンは値段が手ごろですが、精製度が低いといわれているので、白色ワセリンの方がいいでしょう。塗るときは、清潔な皮膚に薄く塗ってください。また、敏感肌にも使えるワセリンも市販されているので、薬剤師に相談してお子さんの肌に合ったものを使用してください。保湿を心がけても改善されない場合は、皮膚科の医師に相談してください。(産科、婦人科看護師)

市販のステロイド軟膏を使用しても

ステロイド軟膏(なんこう)も、目の周りのカサカサに使用できるようです。選び方や使うときの注意点について教えてくれました。

まぶたの上にはステロイド軟膏を薄くつけるとカサカサが治まります。市販でも薬局などで手に入るので聞いてみてください。ただし、ステロイド軟膏は強力な抗炎症作用をもつので、使い方に気をつけなくてはいけません。ステロイドは長期間塗っていると、皮膚が薄くなったりすることがあります。気にしすぎて少量すぎるとなかなか治らず、結果的に長い間塗ってしまうこともあります。(内科医師)
ステロイド軟膏を適量塗って1週間くらいで改善すると考えますが、それでもよくならないようであれば医師に相談してみてください。ステロイドの作用の強さにはウィークからストロンゲストまでありますが、ミディアムやウィークのものを薄く塗ってあげるのがよいでしょう。また、子どもの皮膚は大人に比べて乾燥しやすく、とても弱いです。日焼けなどをしてしまうと、さらに乾燥して悪化する可能性があるので、紫外線は避ける方がよいでしょう。(内科医師)

肌のカサカサ予防には、保湿と紫外線対策が大切です。ワセリンは全身の保湿に利用できます。ワセリンやステロイド軟膏は薬局でも購入できるので、薬剤師さんに相談するとよいでしょう。なかなかよくならない場合や、悪化した場合は、皮膚科の受診をご検討ください。


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