足の痛み

2015/10/08

就寝前や夜中に足が痛いと泣く5歳の娘・・・原因は何?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

就寝前や夜中に足が痛いと泣く5歳の娘・・・原因は何?

小さい子どもは、よく身体のどこかが「痛い!」と訴えてくることがあります。5歳のお子さんが夜になると足が痛いと泣くのですが、翌朝にはある程度症状は治まり原因がわからないと悩むママに、医師や看護師さんたちは何といっているのでしょうか。

ママからの相談:「夜になると足が痛いと泣く5歳児。翌朝には元気そうだがなぜ?」

5歳の女の子ですが、最近、就寝前になるとひざの後ろ側からふくらはぎ周辺が痛いといい出します。よくわからないままマッサージをしてあげるのですが泣き出すこともあり、しばらくすると寝付くのですが夜中にまた痛いと泣き出します。朝もまだ痛いとはいうものの、歩き方がおかしいわけでもないし保育園にも普通に行けます。子どもが足を痛がる理由は、何でしょうか。(30代・女性)

一般的にいう「成長痛」であることも

骨や筋肉が未完成な子どもが、日中に活発に動き回ると、疲れがたまり夜間に痛みが出ることがあります。これを成長痛と呼びます。以前は骨が伸びることで筋肉などが引っ張られて痛むといわれていましたが、実際はそうではありません。

成長痛は、12歳未満で特に原因なく夜間に足に痛みが出て、翌日になると痛みが軽快して普通に歩ける状態を意味します。以前は骨の成長で靭帯や筋肉が引っ張られることによる痛みといわれていましたが、実はそうではありません。子どもは筋肉や骨や関節が未完成ですが、元気なので非常に活発に動きます。そのため疲れがたまって、痛みの原因となるようです。(内科医師)

寂しさや不安な気持ちから「痛い」ということも

まだ上手に思ったことを伝えられない小さな子どもは、寂しいときや構ってほしいときなどに、「痛い」という言葉で表現することは少なくありません。身体的に異常がなければ、精神面で何か不安なことなどはないか探ってみてください。

小さい子どもは、嫌なことがあっても上手く言葉で表現できないため、構ってほしいときなどによく「痛い」という言葉を使います。痛みを訴えてきたら、寄り添ってマッサージをしながらお子さんの話を聞いてあげましょう。ママが側にいて安心することで症状が改善されることもあります。(産科看護師)
湿布や痛み止めの軟膏を塗るのも、ママが構っているという意思表示になり効果があるかと思いますが、痛み止めだよといってハンドクリームを塗っても効果はあるかもしれません。もちろん十分に愛情を注いでいると思いますが、お子さんがどのように感じているかはわからないので、積極的にスキンシップをとってあげましょう。(産科看護師)
子どもが一番表現しやすいのが「痛い」という言葉なので、そのような訴えが多いようですが、成長痛の原因が精神的なことの場合もあります。たとえば幼稚園で嫌なことがあった・肉体的な疲れが精神的な面でも増幅される・神経質・甘えが強いなど、また下に子どもが生まれた・母親が働き始めたことなども原因となるかもしれません。まず病院で身体の異常を調べてもらい問題なければ、精神的な理由に当てはまるものがないか考えてみてください。(内科医師)

夜間に足の痛みを訴えるが日中は何ともないということは、成長痛である可能性もあるでしょう。また、言葉で気持ちを上手に伝えることができないため、「痛い」という表現になってしまうこともあるようです。何か思い当たることがないか、一度思い起こしてみるとよいかもしれません。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加