感染症

2015/10/08

お腹の赤ちゃんのため、妊娠中に避けるべき感染症とは?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

お腹の赤ちゃんのため、妊娠中に避けるべき感染症とは?

妊娠中に避けたい感染症には、どのようなものがあるのでしょうか。お腹の赤ちゃんに影響を及ぼす恐れがある感染症について、医師や看護師さんたちからのアドバイスです。

ママからの相談:「妊娠中、避けた方がよい感染症には何がある?」

35歳で0歳児のママです。年齢のこともあり早めに2人目が欲しいですが、子どもが小さく抵抗力が弱いうちに妊娠すると、子どもが次々に感染症を貰ってきては私にうつり、胎児へと影響が及ぶのではと心配です。先日も、りんご病が子どもから妊婦にうつることで胎児に影響する場合があると、新聞記事などで見ました。りんご病の他にも心配な感染症について、予防法も含めて教えてください。(30代・女性)

妊婦が避けたい感染症はとても多い

妊娠中に避けたい感染症は、たくさんあります。事前に抗体の有無を調べ、免疫がないものに対してはワクチンを接種することが望ましいようです。

妊娠中に避けたい感染症は多く、B型肝炎・C型肝炎・サイトメガロウイルス・麻疹・風疹・トキソプラズマ・リステリア・梅毒・りんご病、インフルエンザなどです。たとえば麻疹・風疹・水痘など妊娠前に予防できるものは抗体価を調べ、十分に抗体がないものに対してはワクチンの接種をおすすめします。 (内科医師)

ワクチン接種以外にできる感染予防

予防接種以外にも、日頃からできる感染予防があります。以下のアドバイスをぜひ参考にしてみてください。

感染症のほとんどが飛沫・接触感染なので、日頃からうがいや手洗いを行い感染予防に努めましょう。子どもの排泄物を触るときは、使い捨ての手袋を使用して終わったらよく手を洗い、その他には十分な睡眠とバランスのよい食事で栄養を摂り、抵抗力と体力をつけましょう。(産科看護師)
風邪の季節は人ごみを避け、外出時はマスクを着用しましょう。電車のつり革やトイレのドアノブや水道の蛇口、多数の人が触れるパソコンのキーボードやマウスには多くの雑菌が付いています。あまり神経質になる必要はないですが、これらに触れたら手をきれいに洗うか除菌スプレーで消毒してください。(産科看護師)
子どもが小さいうちは様々な感染症にかかりやすいのでリスクはありますが、子ども以外からもうつる可能性はありますし、子どもが大きくなるまで待つと出産年齢が高くなるので、十分に予防をして妊娠に臨むとよいでしょう。(内科医師)
ワクチン接種以外にできる予防は、手洗い・うがいの徹底、小さな子どもとの食器の共有を避け、食べ残しを食べない、小さな子どもとキスをしない、げっ歯類(ネズミなど)や猫に近づかない、肉は中までしっかり加熱、未殺菌の牛乳や乳製品は食べない、母子感染に影響する感染症に対する抗体を事前に調べる、妊娠中の性交時はコンドームを使用、感染者には近づかないなどがあります。(内科医師)

妊婦さんが避けたい感染症は多いですが、事前にワクチンを接種することで予防が可能です。また日頃から手洗い・うがいの励行など、感染予防に努めるようにしてください。


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