内股歩き

片足だけ内股歩きの9歳の娘・・・骨に異常はないがなぜ?

お子さんの歩き方や走り方を見ていて、何か違和感を持ったことはないでしょうか。相談者の方の娘さんは右足だけ内股歩きになる癖のようなものがあるのですが、病院で調べても骨に異常はないとのこと。この悩みに、医師や看護師さんたちの回答とは。

ママからの相談:「骨に異常はないが片足だけが内股歩き。詳しく検査した方がよい?」

9歳の娘は4歳頃から、走っているときはそうでもないですが、歩く時に右足だけ若干、内股で歩きます。靴が合っていないわけでもO脚でもなく、膝の向きも前向きで歪みはありません。小児科で診てもらっても骨に異常はなく、歩き方を意識すれば治るレベルだといわれるのみです。バレエをすると治ると聞き5~8歳までしていましたが、若干、改善されたような気はするものの、やはり右足の内股は残っています。何か検査などが必要でしょうか。(30代・女性)

子どもの内股は少なくない

子どもの内股を心配して、病院を受診する人は少なくないようです。骨に異常がなければ成長とともに改善するという意見もあれば、早めに対策を取った方がよいという意見もあります。心配であれば小児科ではなく、整形外科を受診してみるのもよいかもしれません。

産まれたとき、股関節脱臼はなかったでしょうか?片側内股の検査としては、まずは立った状態での足の位置や歩き方など見た目で判断し、足のレントゲンを撮って股関節や膝などの骨に異常がないか調べます。(産科看護師)
子どもが内股で歩くのが心配で病院を訪れる方は意外と多く、この内股歩きは大部分が癖であり、成長とともに自然に治ることが多いです。骨に異常がないのなら、関節の異常とは考えにくいと思います。(内科医師)
骨に異常がないなら大丈夫と思いますが、片側内股は成長とともに改善することもありますが骨が成長してしまうと矯正できなくなるため、早い段階から矯正体操や筋肉トレーニングを行う必要があります。歩き方を意識すればといわれても、正しいトレーニングをしなければ意味がありません。気になるようなら、小児科ではなく整形外科や整骨院で診てもらい、専門医の指導を受けるのもよいでしょう。(産科看護師)
3歳頃までに見られる内股の多くは、O脚や膝から下の骨の捻れ、足の前半分が内側に曲がっていることが原因ですが、自然に軽快していきます。3歳以降に見られる内股は、大腿骨骨頭(付け根)の部分が内側に捻れて入り込んでいるような状態が多いですが、これも徐々に軽快していきます。(内科医師)

普段の座り方を観察して改善を

O脚でもX脚でも内股になることはあります。また普段の座り方によっても骨盤に歪みが生じ、内股の原因となることもあるようです。

O脚でもX脚でも内股になる可能性はあり、骨盤が少し歪んでいるために起こるという考えもあります。たとえばお子さんの普段の座り方はどうでしょうか。膝を折った足を両側に開きお尻を床にペタッとつけて座るような、女の子座り、ぺたん座りをしていると骨盤が開き気味になります。骨盤を閉じるようにあぐらをかくなどの座り方に変えると、内股が治ることもあります。それでも改善せずに心配なら、一度、整形外科を受診してみてください。(内科医師)

子どもの内股は珍しくないようなので、今後、成長とともに改善されるかもしれません。しかし、どうしても気になるようなら、一度、整形外科で相談するのもよいでしょう。


2015/10/11

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