便秘

2014/09/27

妊娠後期に入り便秘が悪化!ラキソベロンを飲んでも改善されません

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠後期に入り便秘が悪化!ラキソベロンを飲んでも改善されません

女性はもともと便秘がちな人が多いようですが、妊娠してお腹が大きくなってくると、普段はお通じに問題がない人でも便秘になりやすくなります。妊娠後期に入った相談者の方は、便秘の下剤としてラキソベロンを飲んでいますが、それほど効果がないようです。医療やヘルスケアの専門家が回答するQ&Aサイト「なるカラ」で、看護師さんたちはどのようにアドバイスしているのでしょうか。

便秘に悩む妊婦さんからの相談:「しつこい便秘にラキソベロンも効果なし。何かよい方法はある?」

妊娠8カ月に入った相談者の方は、以前から便秘気味だったのが更に悪化し、処方されたラキソベロンも効果がないと言っています。お腹がかなり大きくなってきたので、それも関係しているのかもしれませんが、何とか便秘を解消できないかと悩んでいます。

妊娠8カ月の妊婦ですが、慢性的な便秘に悩んでいます。妊娠中でも服用できる下剤として、ラキソベロンを処方してもらっていますが、効き目が薄れてきました。食欲もあり、妊娠前よりたくさん食べているのに、あまり便がでないのでスッキリしません。お腹もかなり大きくなってきたので、その影響もあるのかもしれません。なんとか便秘を解消するよい方法はないものでしょうか。(30代・女性)

ラキソベロンの量を増やしてもらうか、他の下剤で対応できないか医師と相談を

妊娠中におきる便秘の原因は様々なため、ラキソベロンが効かなくなってきたのかもしれません。量を増やしてもらうなど、一度医師に相談してみるとよいでしょう。

便秘になる原因は、腸の動きを鈍くするホルモンの影響や大きくなった子宮が腸を圧迫すること、また運動不足や悪阻などによる水分摂取不足など色々あります。妊娠週数が進むにつれ便秘がひどくなっているのかもしれませんので、ラキソベロンの量を増やしてもらうよう医師に相談してみてはいかがでしょうか。(看護師)
私は妊娠中から産後にかけて、便が柔らかくなる薬を処方され飲んでいました。便が硬すぎる場合は増やし、緩すぎる場合は減らすという具合に、飲む量や回数を自分で調整できる薬で、ラキソベロンと併用することも可能です。産前産後は便秘に悩まされるので、主治医と相談の上、ご自分にあった下剤を処方してもらうとよいでしょう。(産科看護師)
下剤の種類は、便を柔らかくする薬(あまりきばらなくても出るようになります)や、腸を動かす薬(量が増えると、便もやわらかくなります)や漢方薬など、色々とあります。腸を動かす薬は、量が多くなると子宮収縮を誘発する可能性もありますので、受診時にご自分の体調を伝えて処方してもらってください。(看護師)

十分な水分補給と、食物繊維を多く含む食材を積極的に!

私たちの身体は、寝ているだけでも汗をかき水分が失われていきます。水分不足は便秘の原因になるので、日中はこまめに水分補給をして、食物繊維を多く含んだ食材をとるなどの工夫が必要です。

便秘の原因として、水分摂取量が少ないことが考えられるので1日2L程度、飲水するように心がけてください。そして、食事も食物繊維の多い野菜やきのこ類、海藻や豆類を積極的に食べ、適度な運動を心がけるとよいでしょう。(看護師)
便秘には、水分を多くとり根菜類を食べるのとよいでしょう。根菜類には、身体を温める効果もあるので一石二鳥です。その他に、家族に足裏マッサージをしてもらったり、足ツボ刺激用のボードを踏んだりするのも、便秘だけでなく足や身体の疲れも楽になりお勧めですよ。(産科看護師)

無理にいきむとお腹が張るので、妊娠中の便秘は困りますよね。十分に水分をとることや食事にも気を配り、それでも便秘が改善されないようなら、医師に相談してラキソベロンの増量、もしくは別の下剤を処方してもらってはいかがでしょうか。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加