脳性麻痺

子どもの脳性麻痺の原因と症状、ママにできる治療法は?

脳性麻痺は胎児期~新生児期までに脳に障害が起こり生じた運動機能・姿勢の異常のことです。脳の運動機能を司る部分に障害が起こるため、体の動きがぎこちなくなるなど運動障害が現れます。リハビリ訓練を積み重ねて、体の発達を促すことが必要です。

脳性麻痺ってどのような病気?

脳性麻痺は胎児期・出生時・新生児期のいずれかに、赤ちゃんの脳の運動をコントロールする部分に何らかの障害が起こり、運動障害が現れる病気です。

脳性麻痺は、腕と胴体と脚がよじれたり、筋肉が硬直してつっぱったりします。動きがぎこちないと感じるくらいの軽度のものから、運動障害に加えて言語障害や知的障害をともなう重度のものまで様々です。

脳性麻痺の原因と症状について

脳性麻痺の原因としては、先天異常や早産、新生児仮死などが考えられます。他にもママの妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、赤ちゃんが新生児期に髄膜炎などの病気にかかった場合、その後遺症で症状が出ることがあります。原因不明のこともあります。

脳性麻痺の症状は、脳のどの部分に障害があるかによって異なります。本人の意思とは無関係に、手足が緊張してこわばったり、体がかたくつっぱったりします。反り返りが強く、手足が思い通りに動かないこともあります。

原始反射(乳幼児期にみられる反射)が消えなかったり、首すわりやひとり歩きなどの発達が遅かったり、まひの症状が見られたりします。

脳性麻痺のママにできる治療法は?

脳性麻痺の症状が軽い場合は、成長とともに症状が目立たなくなり、歩けるようになることもあります。一方で、脳性麻痺の症状が重く、運動障害の他に、行動障害や知的障害、てんかんなどの症状を伴うケースもあります。

脳性麻痺の障害を完治させることは難しいですが、発達を促すために、専門の治療を受けましょう。病気がわかったら療育センターなどへ通い、ケアをすることが大切です。リハビリを積み重ねることで、少しずつ症状が改善します。

リハビリの他に、筋肉の緊張を和らげるために、筋弛緩剤や抗けいれん剤などを投与して薬物治療を行ったり、手足の変形などは手術する方法もあります。

将来的に自立して日常生活を送るためには、パパやママの長期的なサポートが不可欠です。家族で一緒に、根気強くリハビリ訓練を積み重ねていきましょう。


2015/11/19

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