肩こり

2015/10/08

放置は禁物!妊娠中の肩こり対策とは

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放置は禁物!妊娠中の肩こり対策とは

妊娠中の慢性的な肩こりは、出産後の生活にも支障をきたす恐れがあります。赤ちゃんのお世話や家事に追われていると、肩甲骨周辺の筋肉が固くなってきて、腕が上がらない、手がしびれる等の頚肩腕症候群などに発展してしまいます。また、肩こりからくる頭痛に悩まされている方も多いでしょう。赤ちゃん中心の生活だと病院に行くこともままならず、正しいケアが行われないまま悪化していく一方です。
そうならないためにも原因を追求し、早期から肩こり解消に取り組んでいきましょう。

妊娠中、肩こりが起こりやすくなる原因とは?

妊娠していない状態でも、あらゆる影響から肩こりは起こりやすく、解消しにくい問題です。生活スタイルや姿勢など、妊娠中に肩こりが起こる原因として多いものがいくつかあります。

・血行不良によるもの
妊娠中は、安静を命じられたり、体調がすぐれず体を動かすことが減り、運動不足になりがちで血行不良が起きやすくなります。また、就寝時にお腹が苦しくて思うように寝返りがうてず、同じような姿勢で寝ていたり、妊娠中は体温が上昇するので体が火照って必要以上に冷やすことで血行不良を起こしています。それらが肩こりの原因の一つと考えられるでしょう。

・身体の変化、精神的なストレス
日々変化していく自分の身体、体調がすぐれず、思うようにできない家事や仕事、理解を得られない旦那さんなど精神的に不安定で身体が緊張しやすくなるため、肩こりになりがちです。ストレスは胎児にも影響しやすいので、肩こり以外の問題にもなってきます。

・大きくなるお腹や乳房による重心バランスの乱れずれ
胎児が成長し、お腹や乳房が大きくなることはママにとって嬉しい変化ですが、重心バランスがずれ、頸椎への負担、首の筋肉疲労も起きやすくなります。肩だけがこっていると思われがちですが、その周辺の筋肉や背骨にも影響を与えているのです。

妊娠中からできる効果的なストレッチやエクササイズ

まずはストレスからの解放を促しましょう。ストレスにより筋肉がこり固まると、呼吸が浅くなり、息苦しい、眠りにくいといった症状とともに、肩こりを起こしやすい体勢になってしまいます。

・心身ともにリラックスさせよう!
正座から両手を後ろへつき、ゆっくりと鼻から息を吸い込みながら目線を上げていき、天井へ胸を張るようにしていきます。両膝をくっつけたり無理な姿勢をとる必要はなく、リラックスできる姿勢をとってください。次に、口から細く長くゆっくりと息を吐いていき、胸やお腹の緊張を解いていきます。これを繰り返すだけですが、リラックス効果があり、胸やお腹だけでなく肩甲骨付近の背中のこりもほぐれやすくなります。

・身体を伸ばし、血行促進を促すエクササイズ
上記の座り方で、頭の上に両手のひらをあわせるポーズをとり、鼻からゆっくりと息を吸い込みながら、背筋を伸ばすように天井へ伸びていきます。次に、口からゆっくりと息を吐きながら、左右の肩甲骨を内側へ寄せていくように両肘を下げていきましょう。寄せた状態を3秒キープ後、再度伸ばしていく、と繰り返します。
このように、妊娠中は無理せず運動を取り入れることで、血行促進を促し、肩こり解消へと繋がることでしょう。

しかし、お腹が張ったり、苦しく感じたり、体調の変化が見られる場合は、すぐに担当医師への相談が必要です。自身の判断だけでのストレッチやエクササイズは控えましょう。肩こりに効果があると言えば湿布薬が一般的ですが、妊娠中は胎児への影響が考えられています。必ず、担当医師に確認をとってください。


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