いきみ

2015/10/09

出産時のいきみ感ってどんなもの?いきむときのポイント

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出産時のいきみ感ってどんなもの?いきむときのポイント

出産を控えた妊婦の不安の一つに「いきむ」って何だろう?上手にできるだろうか。というものがあると思います。出産以外では体験できない、いきみ感とはどういう感覚なのか、上手にいきむコツは何かをご紹介致します。上手にいきんで早く我が子に会いたいものですね!

いきみ感とは?

いきみ感とは、陣痛の波に乗って赤ちゃんが産道を下りてくるときに感じる踏ん張りたい感覚です。例えていうと大便を排泄したい時の感覚に似ています。

陣痛とは、子宮が収縮するときに起きるお腹や腰の痛みですが、陣痛が強くなるにつれて、いきみ感が湧いてきます。まだ痛いだけの段階の陣痛では、いきみ感は少ししかないでしょう。いよいよ出産間近になると、痛烈ないきみ感に襲われます。早く出したいと感じるかもしれません。

初産の場合には、少量のいきみ感でもいきんでしまいがちですが、医師や助産師の指示に従うようにしましょう。本当に我慢ができないと感じるまでは上手に呼吸を行う等でいきみ逃しを行います。早い段階でいきんでしまうと、妊婦の体力がもたなくなりますし、何より、赤ちゃんに充分な酸素が行き渡らなくなってしまうのです。また、産道に裂傷や血腫ができることも考えられます。いきみ感を感じたら、子宮口が最大に開き、柔らかくなるまで待つことが大切です。その時がきたら医師や看護師さんが’いきんでいいよ!’と教えてくれますので、思い切りいきみましょう。いきんで良いという指示を待つことがポイントです。

実際にいきむときのポイント

医師や助産師にいきんでください、と指示を受けたらいきみ感を我慢せずに思いっきりいきんでみましょう。女性の身体はいきみ感に従いいきみ方が分かっています。その時に感じた感覚でいきむことができるのです。

上手ないきみ方のポイントは、目をしっかり開いて顎を引き、腰を分娩台から離さずに、踵で踏ん張ることです。足も大きく開脚することを忘れずに。内股では強くいきむことができません。陣痛の波で今、いきみたい、と感じるポイントが必ずあるので、そのポイントが来たら逃さず、息を大きく吸って長くいきむことがポイントです。陣痛が弱まるまで、一気にいきむと良いでしょう。もしも、途中で息がもたなくなり、いきみを終えた場合には、助産師からもう1回と指示があるかもしれません。一回の陣痛内でいきめるだけいきむようにしましょう。

目をしっかり見開くことで、医師や助産師の指示を的確に聞くこともできますし、陣痛の痛みが少し和らぐと言われています。いきむときには目を閉じないようにしてください。痛みのあまり、腰を分娩台から離したり、身体をねじってしまうと、上手にいきむことができません。体勢が合わない場合には、分娩台の角度等を助産師に合わせてもらうと良いでしょう。踵に力を入れて踏ん張ると力一杯いきむことができます。また、分娩台に付属しているグリップをしっかり握って引っ張る感じでいきむと強くいきむことが可能です。
また、いきんでいる最中は呼吸がとまり、赤ちゃんに送る酸素が減少しています。一度いきみ終えたら意識してゆっくりと深呼吸を何度も行い、赤ちゃんにたくさん酸素を送ってあげましょう。深呼吸することでお母さんも赤ちゃんも休憩ができ、もう一度頑張る力が得られます。

陣痛の間は赤ちゃんもお腹の中で頑張っています。ママが上手にいきむことで赤ちゃんは苦しまずに産まれてくることができるのです。いきむのは辛く苦しいかもしれませんが、それ以上に赤ちゃんが苦しい思いをしないように、上手にいきめるようにしてくださいね!


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