経産婦

2015/10/09

初産のときとは違う?経産婦に現れる心身の特徴

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初産のときとは違う?経産婦に現れる心身の特徴

初めて出産を経験する妊婦のことを初産婦(しょさんぷ)と呼ぶのに対して、出産経験のある妊婦を経産婦(けいさんぷ)と呼びます。初産婦と経産婦では出産までにどのような違いがあるのでしょうか。妊娠中のそれぞれの特徴や違いについて見ていきましょう。

初産婦と経産婦

初産婦にとって妊娠は全てのことが初めての経験となります。それに対し、経産婦は妊娠を経験しているため、精神的にもリラックスして妊婦生活を送ることができます。とは言っても、妊娠出産は十人十色。経産婦でも前回の妊娠から三年以上たっていると初産婦と同じと言われるように、人によって、また妊娠する度に体調や症状は変わっていくのです。

初胎動に気づきやすい

経産婦にとって初産の時との違いを感じるのは、腹部の変化ではないでしょうか。初産婦では見過ごしやすかった、初期の胎動も敏感に感じ取ることができるからです。胎動を感じることで、命が宿っていることを改めて実感することができるので、この時間が少しでも長く感じられるのは経産婦の特権です。また胎動の強弱や動きにも敏感に対応することができるので胎児の変化にも素早く対処することができます。

陣痛などの出産兆候に違いあり?

陣痛の強さに対しては個人差があり、一人目より二人目が軽い、重いということは言えません。出産兆候である、破水やおしるしにも個人差があり、その時々によって状況は変わるため一人目、二人目といった区別はありません。。

後陣痛が強く子宮の回復が早い

後陣痛とは出産後、大きくなった子宮が元の大きさに戻ろうとして起こる、子宮収縮に伴う痛みのことです。後陣痛が強いと、それだけ子宮の回復が早くなります。また授乳の刺激で子宮は収縮するため、授乳に伴い後陣痛は増します。経産婦は初産婦に比べ子宮が大きくなっていますので、収縮が強く、同時に回復も早くなり、後陣痛が強くなると言われています。しかし、子宮の回復が早いと言っても、出産後、初産婦、経産婦に関わらず、回復にはある程度の時間が必要です。産後は無理をせず、体を動かしすぎないように心がけましょう。

お産が早く進みやすい

経産婦は、一度胎児が産道を通っているため、赤ちゃんが外へ出るための道筋ができています。また、子宮口も柔らかく、開きやすくなります。陣痛に対しても、経産婦はどれほどの痛みなのか経験があるため、ギリギリまで痛みに耐えようとして出産時間が短くなる傾向があります。経産婦の出産時間は初産婦の半分程度とされています。胎児が大きければ出産に時間がかかることもあり、一概には言えませんが、お産に間に合うよう経産婦の方は陣痛が来たらより早めに産院に向かった方が安全な場合があります。。

これまで見てきたように、経産婦は妊娠出産までにある程度の予測ができ、初産婦よりも心のゆとりを持って出産に望むことができます。しかし、経産婦だからと言って、今までと同じことが起こるとは限りません。自分の体の変化に気を配りつつ、自信を持って出産に望みましょう。


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