高額療養費

2015/10/14

上手に使って自己負担を減らす!高額療養費制度って何?

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上手に使って自己負担を減らす!高額療養費制度って何?

高額療養費制度とは、家計に対する医療費の自己負担が過重にならないように厚生労働省により定められたものです。年齢や所得に応じて、ご本人が支払う医療費の上限が定められていて、負担を軽減します。ここでは高額療養費制度について解説していきます。

高額療養費制度って何?

同じ月の中でかかった医療費が一定の金額(自己負担限度額)を上回った場合、加入している健康保険の組合や市町村から上回った額が後で払い戻される制度のことです。自己負担額は年齢及び年収をもとに定められています。
これはかかった医療費を月単位で軽減する制度なので、月をまたいで治療した場合は合算ができないことになります。
また、一人分の窓口負担では高額療養費の対象にならなくても、何度も受診したり、同じ世帯に居る他の家族の受診については合計することができます。

入院予定の妊婦さんはどうすれば良い?

昔は出産にかかる費用は最低でも30万用意するように言われていたものですが、この制度により変わりました。加入する医療保険から、事前に「限度額適用認定証」を発行してもらうことにより、例えば年収370万~770万の世帯で30万かかるところが、窓口負担約9万円の支払いですみます。残りの約21万は加入する医療保険から直接病院に支払われます。
また、入院する場合は出来れば月をまたがずに入院出来るよう、事前にお医者さんと相談してみましょう。月をまたいで支払いが分割されてしまうと、高額療養費制度の払い戻しが少なくなる場合があります。
また見落としがちですが絵、差額ベッド代や食事代など保険外の負担分は対象外となります。注意しましょう。

医療費控除とは違う?

医療費控除とは住民税や所得税の算定に、かかった医療費の合計を所得控除するものです。保険給付の一種である高額療養費とは別の制度ですので気をつけましょう。

出産を望んでいた人にとって赤ちゃんを授かるのは嬉しいことですよね。しかし出産やその後の育児には何かとお金が掛かるものです。こういった制度をうまく活用して、リラックスして出産に臨めると良いですね。


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