女性の病気

HIV検査の費用や手順、受けるタイミングについて

HIV検査と聞くと、行きにくい、行くのが恥ずかしいなどと思う方もいるかもしれません。昨今、HIV感染は身近な病気の一つとして広がりつつあります。しかし、検査も簡単に行えます。HIV検査を受ける時期や費用、手順など、感染の機会がある人に特に知っておいてほしいことを紹介します。

HIVってどんな病気?

HIVはヒトの体を病原体や細菌から守ってくれる免疫に関連した細胞の、マクロファージやTリンパ球に感染するウイルスのことです。感染すると免疫力が弱くなり、数年~10年ほどで健康な人には影響のない菌やウイルスからでも病気を引き起こすようになります。その後エイズ指標疾患に指定された23種の病気に当てはまる病気になると、エイズ発症と診断されることとなります。

HIV検査ってどんなことをするの?

HIV検査は、HIVに感染しているかを調べるための検査です。HIVに感染すると、HIVウイルスが体内で増え、HIVに対する抗体が作られます。そのため検査では、血液中のHIVに対する抗体が生成されているかどうかを調べます。また、ウイルスが増殖し始めた時点で「NAT検査」によってウイルス遺伝子の有無を調べたり、「抗原検査」でHIVを作るタンパク質があるかどうかを調べたりすることもできます。

HIV検査は、まず「スクリーニング検査」を行い、陽性か陰性かを調べます。この時点で陰性になった場合は、感染していないと見なされます。陽性になった場合には、「確認検査」を行います。ここで陰性になった場合も、感染していないと診断されます。「確認検査で」陽性の場合はここで初めて感染とみなされます。

どのタイミングで検査を受ければよいの?

HIV検査は、感染する機会があり、不安に思ったときに検査を受けましょう。しかし、感染の機会があったその日からすぐに受けられるわけではありません。検査に必要なHIVの抗体は、通常感染から4週間以降、人によっては4~12週間ほどで検出できるようになります。そのため、確実な結果を得たい場合には、3ヶ月以降と余裕をもって検査を受けるこ とが推奨されています。ただ、3ヶ月以内だと検査を受ける意味がないというわけではありません。もし感染していれば、1ヶ月目であっても陽性反応が出ることがあるので、心配な人は早めに検査を受けるとよいでしょう。

HIV検査が受けられる場所や費用

HIV検査は、全国の保健所や、自治体が設けている検査施設で受けることができます。費用は無料で、匿名での検査が可能です。また、自分が住んでいる地域以外の保健所でも検査が可能です。さらに、医療機関でも希望すれば検査を受けることができ、この場合は有料になります。自費治療の場合は、5000円~10000円くらいとみておくとよいでしょう。


2015/10/08

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