歯ぎしり

2015/10/08

子どもが歯ぎしり!これって正常?異常?

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子どもが歯ぎしり!これって正常?異常?

夜中にぎりぎりと歯ぎしりが聞こえてきた・・・その音が隣で寝ている子供からだったとしたら、きっと最初はびっくりすることでしょう。でも、子供の歯ぎしりには成長の過程において大切な意味があるのです。今回は子供の歯ぎしりのメカニズムについてご紹介します。

心配いらない!乳児の歯ぎしり

10歳までの子供は約40%が歯ぎしりをすると言われています。最初に歯ぎしりをする時期は乳歯が生えたタイミングです。これまで母乳やミルク等を吸うことで栄養を摂って来た赤ちゃんも、歯が生えたことで離乳食を噛みながら食べることを覚えます。この時に歯や頭蓋骨を安定させるために歯ぎしりを行うのです。正常な成長過程で起こることですので心配はいりません。次に歯ぎしりをする時期は乳歯が抜けて永久歯が生えてくる頃になります。この頃にかみ合せのバランスが悪くなることがあり、歯ぎしりによって調整すると考えられています。また同時に乳歯より大きな永久歯に生え変わる為には、顎を強くし広げる必要があるため、歯ぎしりを行います。この歯ぎしりによって立派な永久歯が生える場所を確保し、より強い顎へと成長することが出来るのです。パパやママは心配になるかもしれませんが、正常な行動なので、あまり心配せずに様子を観察すると良いでしょう。

歯ぎしりをしないと・・・?

乳歯の時期に口の中に食べ物をためて咀嚼できずにいる子供は要注意です。このような子供は、歯ぎしりをしないで成長した可能性があり、顎の発達がうまく進んでいない可能性があります。パパやママは子供の顎の成長を良く観察してみてください。永久歯に生え変わるためには歯と歯の間に適度な隙間が必要となってきます。乳歯の歯と歯の隙間があまり開いていないということはないでしょうか。また、乳幼児期に子供が玩具をかじったりする経験はありましたか?かじることも顎の発達には欠かせない行動になります。汚いから、食べ物じゃない、と全ての行動を叱りすぎることも顎の発達の妨げになる場合があるので、気をつけましょう。

いつまでたっても歯ぎしりがおさまらない場合は?

永久歯への生え変わりも大分進み10歳を過ぎた頃になってもまだ歯ぎしりを止めないという場合には、注意が必要です。前述した通り、子供の歯ぎしりで正常な歯ぎしりは永久歯に生え変わるための顎や頭蓋骨の安定のために行われます。生え変わった後でも、歯ぎしりが続くようであれば、歯がすり減ったり、顎を傷めたりする危険性があります。

また、それ以外に心理的な原因で歯ぎしりをする子供も存在します。兄弟が誕生した後のストレスや幼稚園、学校等のストレス等いくつか原因が考えられます。歯ぎしりが長く続くようならば、パパやママは子供のストレスについても一度考えた方が良いかもしれません。


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