生活習慣病

子どもの生活習慣病の原因と予防のためにできること

大人の病気だったはずの高血圧や糖尿病などの生活習慣病が、最近子どもたちの間に増えてきていることを知っていますか?なぜ子どもが生活習慣病になるのか、その背景や予防のために家庭で気をつけたいことを解説します。

生活習慣病とは?

生活習慣病とは生活習慣が原因で発症する病気や状態で、肥満や高血圧、高脂血症、糖尿病などが含まれます。これらの生活習慣病はかつては中年以降の病気だったはずですが、近年子どもの発症例が増えています。
とくに問題と考えられているのが、すでに生活習慣病を発症している子どもの他に、予備軍と考えられる子どもが多数いることです。コレステロールの値の上昇や肥満、高血圧などの危険因子を持った子どもは10人中4人と言われ、その原因は食事や生活環境の変化などが考えられます。

子どもの生活習慣病の原因

子どもの生活習慣病の原因は、食生活や生活習慣の変化や運動不足だと考えられています。

食生活では、味が濃くカロリーの高い食事や油脂分の取りすぎ、砂糖や油を多く使った間食やおやつ、スポーツドリンクやジュースなど糖分が多く含まれている飲み物を好む傾向などが原因になっています。また、大食いやテレビを見ながらのながら食い、個食、ストレス、食事時間の乱れ、外食なども原因としてあげられます。

運動不足になる原因として考えられるのは、塾通いが忙しくて遊ぶ時間がない、ゲーム中心の遊びが多くなった、親が車で送迎をするなど、生活の中で歩いたり体を動かす機会が減っていることが挙げられます。家のまわりに遊ぶ場所がなかったり、家庭での生活時間が不規則なことなども原因になっています。

生活習慣病を防ぐために家庭でできること

子どもの生活習慣病の予防は大人と同様、食生活の改善と運動です。規則正しい生活を送れるようにし、体を動かして遊べる時間なども設けてあげましょう。食事は洋風に偏りすぎず、和風の献立も取り入れた栄養バランスの良いものにして、3食きちんと食べることが大切です。お惣菜などを買ってくるときは青菜のお浸しなどを添えるなど、動物性脂肪や塩分を取りすぎないように気をつけましょう。

食生活の改善とともに適度な運動も必要です。積極的に体を動かせるように、運動をしたがらない子どもはまず親が外遊びなどに誘ってみましょう。車で送迎しなくてもよいときは一緒に歩いたり、積極的に家のことを手伝わせることから始めてもよいでしょう。肥満気味の子どもには水泳もおすすめです。

子どもの生活習慣病は家庭での生活習慣や子どもを取り巻く環境が原因になっています。家族の中で生活習慣病になっている人がいれば、なりやすい体質を受け継いでいることも考えられます。こどもが生活習慣病になるのを防ぐために、家庭での習慣を改善しましょう。


2015/10/08

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