脳腫瘍

2015/10/08

意外と多い!子どもの脳腫瘍、症状と治療方法は?

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意外と多い!子どもの脳腫瘍、症状と治療方法は?

子供の頭部に変化があったり、性格が豹変したり、嘔吐を繰り返したり、原因不明な変化があらわれたら…もしかするとそれは脳腫瘍かもしれません。原因不明な子供の変化に気づいたら、すぐに病院で検査を受ける必要があります。子供の脳腫瘍の症状と治療方法をご紹介致します。

脳腫瘍の症状と原因

脳腫瘍とは、小児の悪性腫瘍の中では多い病で、白血病に次いで多い病です。脳腫瘍の症状は意識障害や、痙攣、性格の変化等が挙げられ、頭痛や嘔吐を伴います。また、特徴的な症状としては、視覚障害、目を上に向けられないという症状が起きることです。1歳未満の乳児の場合には、幾つかのパーツに分かれた頭蓋骨がまだ一つにくっついていないため、頭部が大きくなったり、頭蓋骨のパーツ同士が乖離する症状があらわれます。圧迫されないため、嘔吐や頭痛等の症状を訴えない場合が殆どです。少しでも子供の様子がおかしいと感じたら、病院を受診する必要があります。

脳腫瘍の原因は、現在のところ不明なものが多いですが、一部遺伝的な要素を含む脳腫瘍もあり、神経線維腫症という病気では、聴神経腫瘍や髄膜種という脳腫瘍が遺伝により発生しやすいことが分かっています。ただ、ほとんどの場合は原因がはっきりしないため、予防も困難となり、早期発見が重要となってくるのです。

脳腫瘍の症状が疑われた場合には?

脳腫瘍かもしれない、と思ったら、出来るだけ早い段階で病院を受診しましょう。病院では、症状を確認し、脳腫瘍が疑われる場合には頭部のCTやMRI検査を行うことになります。画像を撮影することで、腫瘍の場所や状態を確認し、手術の可否や治療方針を決めていきます。

治療の方法は腫瘍の発生部位や年齢等により様々です。基本的な治療の方法は3種類あり外科手術と放射線治療、化学療法が用いられます。またそれらを組み合わせて治療することもあります。基本的には外科手術が適用され、腫瘍の摘出を行います。その後必要に応じて化学療法や放射線治療を行います。放射線治療は、有効に腫瘍を治療することができる反面、正常な神経組織を損傷する危険性を伴う治療法です。子供の年齢によっては副作用の恐れを懸念し、あまり行われることはありません。化学療法はいくつかの治療と組み合わせて行われることが大半です。

どの治療においても腫瘍が小さいほど効果が高く、早期発見が何よりも重要となってきます。


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