体重管理

2015/10/20

妊娠初期の体重測定は毎日同じ時間に!

この記事の監修/執筆

専門家監修記事

妊娠初期の体重測定は毎日同じ時間に!

妊娠中は、たくさんの心配事が出てくるものです。妊婦さんの体重管理もその一つ。「赤ちゃんの分も食べて栄養を取る」というのは、もう昔の話です。定期検診と、妊婦さんの多くが気にする体重管理のポイントについて、簡単にまとめてみました。

定期検診を受ける

妊娠していることが分かると、出産までの間、産婦人科で定期検診を受けることになります。定期検診は、普段は見えない赤ちゃんの姿を目に見ることができたり、順調に成長しているかを確認できたりする貴重で大切な機会です。必ず受けるようにしましょう。
定期検診の回数は、流産の危険が高まる妊娠3か月までは2週間に1度、安定期といわれる4か月から6か月までは4週間に1度、7か月から9か月は2週間に1度、いよいよ出産が近くなる10か月からは1週間に1度というのが一般的です。
定期検診に行く際は、なるべく脱ぎ着しやすい服装を心がけましょう。ベッドに上がるので、脱ぐのに手間取るロングブーツなども避けた方が無難です。血行を悪くする締め付けのきつい服や、転倒の危険のあるかかとの高い靴は、定期検診時のみならず、普段の生活でもあまりおすすめはできません。

必然的に体重は増えるもの

定期検診というと、ついて回るのが体重測定です。妊婦さんの体重は、順調な経過を知るための大事な目安です。お医者さんによっては、かなり厳しくチェックすることもあるかと思います。定期検診の前になると体重増加を気にして憂鬱になる方もいるのではないでしょうか。
そもそも、妊娠中のおかあさんの体重は、増えるのが正常です。増えること自体には心配はいりません。出産までの間には、最終的に、赤ちゃんが約3kg、羊水が約800~900g、胎盤が500~700g、循環血液が1~1.5kg、その他、乳房や子宮も大きくなるので、トータル7~12kgぐらいは体重が増加するといわれています。しかし、体重の増加が多すぎると、妊娠高血圧症候群や糖尿病のリスクが高まり、難産になる可能性も出てきます。逆に、あまりにも体重が増えない場合にも、低出生体重児のリスクが高くなります。体重増加を気にするあまり、無謀なダイエットなどを行ったりすることはやめましょう。

体重管理のポイント

どのくらいの体重増加までが許容範囲であるのかは、おかあさんの元々の体格によっても異なります。痩せ型の人は9~12kg、標準の人は7~12kg、肥満の人は5~7kg(個別対応)とされています。自分がどのタイプであるかは、BMIの値を計算すれば、客観的に判断できます。BMIの計算方法は、体重(kg)÷身長(m)✕身長(m)です。BMI値が18.5未満は痩せ型、18.5以上、25未満は標準、25以上は肥満と判断されます。
体重管理は、毎日の体重測定から始まります。体重は、食事の前後や朝と夜でも違ってくるので、毎日決まった時間に同じ条件で測定するのが理想です。できれば朝起きて、トイレに行った後に測りましょう。バランスの良い食事を心がけることも大事です。食べ過ぎないように気をつけましょう。体重を測るだけのダイエットや、食べたものを毎日書き出すダイエットなどの例があるように、意識をそこに向けるだけでも効果があります。

体重の過度の増加を防ぐために大切なのは、やはり適度な運動です。おなかが大きくなると、ついつい動くのが億劫になりがちですが、家事などでも積極的に体を動かすようにしましょう。一番のおすすめは、有酸素運動であるウォーキングです。基礎代謝をあげて体重の増加を抑える他、便秘やむくみ、腰痛の解消などにもつながります。毎日ストレスにならない程度に少しずつでも継続して行うことが大切です。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加