つわり乗りきり法

自分に合ったつわり乗り切り法とは

「つわり」と一言で言っても、その程度や症状、期間は人それぞれです。つわりを経験せずに出産する人もいれば、出産する直前までつわりに苦しむ人もいます。そもそも、何故つわりが起こるのでしょうか。その原因はホルモンの大量分泌のため、体が赤ちゃんを異物とみなしているため、流産を防ぐため…など諸説ありますが、現代の医学にしてもまだそのメカニズムははっきりとわかっていません。では、つわりが始まったらどうすればいいのでしょうか。

人それぞれのつわりの症状がある?

つわりは妊娠4週~16週頃に発症します。食べつわり、吐きつわり、匂いつわり、眠りつわり、よだれつわりといった種類がありますが、ここでは多くの人が経験する食べつわりと吐きつわりについて、その症状を見ていきましょう。

食べつわりの場合、空腹になると吐き気が起こるため、常に食べ物を常備していなくてはなりません。食べていれば吐き気は起きないので、ある程度自分でコントロールすることが可能です。しかし、日本ではアメリカなどに比べ妊娠中の体重制限が厳しいため、体重の増減について敏感にならざるを得ません。一日三食にとらわれず、一食を少量ずつ小分けにして食べる、無糖の炭酸飲料を飲む、飴やガムを携帯しておくなどして、自分にストレスにならない程度に食事管理をしていきましょう。

吐きつわりの場合、常に胃もたれや胸やけに似た症状が続き、強い吐き気が起こります。また、においに敏感になるため、どうしても食事が上手く取れなくなってしまいます。このような時は栄養バランスなどを気にせず、食べられるもの、食べたいと思うものを口にするようにしましょう。吐きつわりは症状が悪化すると水分ですら摂取することが難しくなることがあります。このように吐きつわりの症状が悪化すると妊娠悪阻(にんしんおそ)と診断されます。水分が上手く摂取できないと脱水症状を起こす危険があるので、その場合には入院し、点滴での栄養補給を行うことになります。吐き気が酷い場合、どうしても食べられない場合は無理をせず、医師に相談し点滴や薬でコントロールすることも考えましょう。

つわりはこの3つで対策しよう!

●食事
食べつわり、吐きつわりにしても、食事は悩ましい問題となります。つわりの時に人気のある食べ物として、トマトやグレープフルーツ、オレンジなどの柑橘系果物、梅干しやフライドポテト、炭酸飲料がよく挙げられます。ほかにも、スイカや冷やし中華、かき氷など、冬では手に入りにくいものを食べたくなることもあります。それぞれの症状に合わせて上手に摂取しましょう。

●におい
におい対策として効果的なものがマスクです。風邪予防にもなるので、外出時には着用するようにしましょう。また室内にいても湿気が多い時などは、においをきつく感じることがあります。そういった場合には柑橘系のアロマオイルを使用するなどして、自分の体調に合ったにおいを見つけてみるのも効果的です。
また、妊娠中にダメになったにおいとして良く挙げられるのが、ご飯の炊けるにおい、和風だしのにおいなどの料理中のにおいです。つわりが酷い時は無理をして料理をすることは避け、出来合いのもので済ませるなどして周りの人たちに協力してもらいましょう。

●ストレス
つわりと上手く付き合うには食事の面だけではなく、生活環境もとても大切です。眠い時は無理をせず横になる、食事の準備など無理に行わない、においの気になる場所には行かないなど、周りの人達の協力を得ながらストレスを最小限に抑えた生活を心がけましょう。
気分が悪くずっと寝込んでいても、ほんの少しだけ外出するだけで気分がスッキリすることもあります。その時の体調や気分に合わせ、自分はどうするとつわりが軽減されるのか試行錯誤しながら、自分に合ったつわり対処法を見つけてみてはどうでしょうか。


2015/10/21

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