発達・発育・遺伝

よく寝て体重が増えない赤ちゃん…起こして授乳すべき?

赤ちゃんの成長には個人差がありますが、体重や身長の伸びが悪いと心配になってしまうものです。生まれたときからよく寝る赤ちゃんで、授乳間隔が長くおっぱいを飲む回数が少ないためか体重が増えないと悩む相談者の方に、看護師さんたちのアドバイスとは。

ママからの相談:「よく寝て授乳回数が少ないからか、体重が思うように増えません」

生まれたときの体重は3300gと少し大きめでしたが、よく寝る子で新生児の頃から授乳間隔が5時間程度あいており、生後3週間頃からは夜~朝まで寝るようになりました。1日の授乳回数が少ないためかなかなか体重が増えず、また生後3カ月で寝返り、4カ月に入る頃になると腹ばいをし始めてよく動くようになり、さらに体重の増えが悪くなりました。寝ていても、起こして授乳した方がよいのでしょうか。(20代・女性)

成長曲線内なら、もうしばらく様子見を

生後3カ月を過ぎた頃から、体重の増えは緩やかになってきます。夜もまとまって寝るようになるので、ますます授乳回数が減るのではと心配になりますが、成長曲線を下回っていなければ少し様子を見てもよいでしょう。

生後3~4カ月になると体重の停滞期があり、夜間にまとめて眠るようになるため、なかなか体重が増えなくなります。ですが、成長曲線内なら心配ないので、寝ているのを起こしてまで授乳する必要はありません。(産科看護師)
生後3カ月頃になってくると体重の増え方は緩やかになり、おっぱいを飲む量も減ったりするのは普通のことです。母子手帳の成長曲線を下回ったり、曲線内でもどんどん下がっていくという状況でなければ、その子の個性と思って様子を見てあげてよいと思います。(産科看護師)
赤ちゃんの満腹中枢ができてきて「お腹いっぱい」という感覚がわかるようになり、今まで頻回だった授乳が1日5~6回程度になってくるでしょう。夜もまとまって眠るようになる時期ですが、お腹がすいたら赤ちゃんは泣くので見守っていてよいと思います。(産科看護師)

母乳不足は、ウンチやおしっこで判断

ウンチやおしっこの量が少ないようなら母乳が不足していることも考えられるため、少しミルクを足してあげるとよいでしょう。また、赤ちゃんが集中しておっぱいを飲めるように、なるべく静かな環境で授乳してあげてください。

授乳回数が少ないのなら、1回の授乳時間を伸ばしてみてください。母乳だけでは足りていないようならミルクを足したり、そろそろ薄めた果汁などをあげてもよいでしょう。また、遊び飲みをしている場合もあるので、赤ちゃんが集中して飲めるように授乳中はテレビなどの音量は下げて、静かな環境で授乳してみてください。(産科看護師)
おしっこやウンチの量が減っている場合は、母乳やミルク不足の可能性があるため、そのときは少し足してあげるとよいでしょう。(産科看護師)
離乳食が始まると、なかなか食べてくれなかったりして、さらに体重が増えにくくなるかもしれません。しかし子どもの成長はそれぞれですし、離乳食に慣れて食べる量が増えてくれば体重も増えていきます。(産科看護師)

ちょうど4カ月頃だと、体重の増加は少し緩やかになるようです。きちんとウンチやおしっこが出ていて成長曲線内を下回っていなければ、夜起こしてまで授乳する必要はないでしょう。


2015/10/14

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