産後ダイエット

混合栄養は完全母乳よりやせにくい?体重を減らすには

妊娠中に増えてしまった体重を、産後、元に戻すために苦労するママは多いようです。母乳育児だと自然にやせるといわれますが、ミルクと混合の場合はどうなのでしょうか。思ったように体重が減らないと悩む相談者に対し、看護師さんたちのアドバイスとは。

ママからの相談:「混合育児中ですが、なかなか体重が元に減りません」

現在、産後4カ月で、母乳とミルクの混合で育てています。妊娠中に12kg太ってしまい産後1カ月で8kg減りましたが、そこから元の体重に戻りません。母乳をあげていれば体重は徐々に減ると聞いていましたが、混合の場合はあまり減らないのでしょうか。少しですが母乳もあげているので、できれば食事は減らしたくないのですが、食事の内容をヘルシーなものに変えたり、運動をした方がよいのでしょうか。(20代・女性)

無理なダイエットはせず、骨盤矯正や散歩などを

産後の無理なダイエットはよくないので、骨盤矯正や散歩などを日常的に行うとよいでしょう。また、母乳は与えるほど出るようになるので、ミルクよりも母乳栄養を主にすれば今よりやせやすくなるかもしれません。

産後半年までが痩せやすいといわれますが、産後に無理なダイエットをするのはおすすめできません。しかし産後4カ月が経っているので、徐々に身体を動かすようにしてください。まずは、骨盤矯正の体操や骨盤ベルトを使って骨盤の歪みを治し、歩くときや座るときも正しい姿勢を心がけましょう。家事の量を増やすのもよいですし、体調がよければ散歩や歩いて買い物に行くなどしてみてください。(産科看護師)
混合授乳の方は完全母乳の方に比べると、たしかに体重の減り方はゆっくりかもしれません。しかし、だからといって食べる量を減らすと、さらに母乳が作られなくなり、どんどんミルク寄りになっていく可能性があります。(産科看護師)
可能であれば、今ミルクを与えている分を母乳にすると、もっとたくさん出るようになるため、やせやすくなるかもしれません。赤ちゃんが成長してくると体重も増えてよく動くので、ご自身の運動量も増えてきます。ダイエットはいつでもできますが授乳は今だけなので、長い目で見ていきましょう。(産科看護師)

低カロリーで栄養価の高い食事を

食事の量というよりは、質が大切です。高脂肪のものは、体重増加の他にも乳腺を詰まらせる原因にもなるので、たんぱく質やビタミン類などを中心にヘルシーな食事を心がけましょう。

食事の量を減らす必要はありませんが、内容は見直しましょう。動物性脂肪を含む肉類やケーキなどの洋菓子、バターを使ったパンなどは高カロリーで乳腺が詰まりやすいです。肉より魚、たんぱく質やカルシウム、ミネラルやビタミンを多めにした、低カロリーで栄養価の高い食事を摂ってください。間食は控え、食べたいときは小分けして少しずつ食べるようにして、間食をするのなら果物やゆでた野菜に変えてみてください。(産科看護師)
運動も簡単なのものならよいですが、本格的にするとエネルギー消費が激しくなり母乳作りが後回しになってしまうため、今はバランスのよい食事を心がけることが大切です。(産科看護師)

混合と母乳の場合を比べると、体重減少に多少の違いはあるかもしれません。しかし、食事内容や運動などの生活習慣の見直しで改善できることもあるので、看護師さんからのアドバイスをぜひ参考にしてみてください。


2015/10/15

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