病時の食事

2015/10/16

赤ちゃんが病気になったら、どんな離乳食がよい?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

赤ちゃんが病気になったら、どんな離乳食がよい?

赤ちゃんが病気になった場合、どんなものを食べさせたらよいのでしょうか。病中病後の離乳食について教えてほしいという相談に対し、看護師さんたちのアドバイスとは。

ママからの質問:「具合が悪い時の場合の離乳食の与え方」

8カ月の赤ちゃんがいます。離乳食も2回食になり、食欲も増してきました。幸い、まだ大きな病気はしていませんが、もし感染症などにかかって赤ちゃんの具合が悪くなった場合、病中病後の離乳食はどのようにすればよいのでしょうか。おかゆの水の分量を増やしてやわらかめに炊いたり、タンパク質の食材を減らしたりした方がいいのでしょうか。病気のときにも食べやすい、おすすめのメニューも含めて教えていただければ幸いです。(30代・女性)

優先すべきは水分補給

体調不良のときに一番気をつける必要があるのは、脱水症状の予防。赤ちゃんの摂りやすい形で、こまめな水分補給を行いましょう。

具合の悪いときの症状は、発熱や鼻水、下痢や嘔吐など様々です。どのような感染症の場合でも基本の対処法は脱水症状を起こさないために、水分の補給を行うことです。少量を頻回に分けて摂取することが大切になってきます。(産科看護師)
飲めそうでしたら、お茶や子ども用のイオン飲料でもいいですし、すりつぶした果物でも水分補給になり、栄養もとれます。(産科看護師)

病中病後は消化のよいものを中心に

病中病後の離乳食は、油分や繊維質、タンパク質などを控え、スープやおかゆなど消化のよいものを与えるのがよいようです。看護師さんたちおすすめの万能食は、すりおろしりんご。覚えておくと便利です。

大人と同じように、消化のよいもの、お子さんが食べられるものをあげてください。野菜が溶けるほど煮込んだスープや、裏ごししたジャガイモやにんじん、かぼちゃをコンソメでのばして、生クリームを入れたスープは熱くても冷たくしても美味しく食べられます。また、野菜でジュースやスムージーを作ってもいいですし、冷たい茶わん蒸しもおすすめです。食事に限らず、アイスやプリン、ゼリーなど、口当たりのよいものも食べやすいと思います。(産科看護師)
具合が悪いときは胃腸が弱くなっていますので、食べ物の大きさや形状を一つ前の段階に戻し、やわらかく煮たものを与えるとよいでしょう。おかゆやうどんなど消化によいものから与え、豆腐や白身魚、ささみなどタンパク質を増やしていきます。(産科看護師)
食材にも色々ありますが、すりおろしりんごは万能です。逆に繊維質の多い食材や油脂類は避けた方がよいでしょう。温度も刺激になりますので、人肌程度の温度が最適です。(産科看護師)

赤ちゃんの病中病後は、とにかく脱水を防ぐために、こまめな水分補給を心がけましょう。また、離乳食の段階を一段戻し、スープやおかゆなど消化のよいものを与えるのがよいようです。


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