おたふく風邪

2014/07/05

おたふく風邪は、子供のころにかかったほうが良いの?

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おたふく風邪は、子供のころにかかったほうが良いの?

お子さんがおたふく風邪にかかってしまったママさんから、相談が寄せられました。大人になってからかかる方が辛いと言われるおたふく風邪。子供と大人では病気の辛さは違うのでしょうか?まだおたふく風邪にかかっていない下のお子さんへの対応はどうすれば良いのか、看護師さんに教えていただきました。

ママからの相談:「おたふく風邪にかかったことのない下の子、早くかかっておいたほうが良いのでしょうか?」

最近子供がおたふく風邪になりました。すごく辛そうで大変だったのですが、一度かかったら、もうかからないから安心だねと知り合いに言われました。私自身はまだおたふく風邪になったことがなく、大人になってのおたふく風邪は辛いと言われましたが、本当でしょうか。子供の頃におたふく風邪にかかる場合と、大人になってからおたふく風邪にかかるのとでは、辛さや病気の重さが違ってくるのでしょうか。下の子はまだおたふく風邪にかかっていないので、早くかかったほうが良いのかどうなのか気になっています。

おたふく風邪のほかにも、子供の病気は大人がかかると重症化すると言われています。

大人がかかると子供よりも辛いと言われているおたふく風邪。子供と大人では辛さや症状が違うのか心配なママさんに、おたふく風邪の症状について看護師さんからアドバイスがありました。

おたふく風邪だけではなく、子供の病気は大人になってかかると重症化すると言われています。特におたふく風邪は妊娠中にかかってしまうと、お腹の子に影響がでます。(看護師)
いわゆる子供の病気に大人がかかると重症化する理由ですが、一つの原因としては免疫の問題があげられます。人間の身体にウイルスなどが侵入するとウイルスを排除する免疫が働き、発熱などの症状があらわれます。子供はこの免疫機能がまだ未熟なのですが、大人はしっかり免疫機能が働くので、重症になってしまう場合が多いと言われています。(看護師)

おたふく風邪にかかって重症化するのが心配であれば、ワクチンによる予防接種を考えてみて!

高熱だけでなく、髄膜炎や精巣炎、卵巣炎などの合併症のリスクもあるおたふく風邪。心配であれば小児科で予防接種の相談をしてみてください。

おたふく風邪の合併症として発症する病気(髄膜炎、脳炎、精巣炎、卵巣炎、心筋炎など)もありますので、ワクチンを打っておいてもよいと考えています。自費診療になりますのでやや費用は高くなる可能性もありますが、自治体によっては一部費用の補助を行ってくれているとところもあります。もし予防接種をお考えであれば、おたふく風邪の予防接種をやっている病院(小児科)にご相談されてみてはいかがでしょうか。(看護師)
おたふく風邪は、同じウィルスが原因の場合でも、個人によって発症の仕方が全然違います。 私の場合、3人の子供が2週間おきに発症しましたが、それぞれ耳の下の腫れ方や、熱の出かたが違いました。(看護師)
かかって重症化するくらいなら、費用は保険適応ではないので少し高いですがワクチンを接種したほうが良いと考えています。ただ、ワクチン接種でできた抗体は、数十年後に消える可能性もあります。そのことも含め、かかりつけの小児科と相談なさってはいかがでしょうか。(看護師)

おたふく風邪は予防接種で発症を防ぐことができる病気です。合併症などのリスクを避けるためにも、小児科で予防接種について相談してはいかがでしょうか?


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