LDR

陣痛から分娩、出産後まで同じ部屋!LDRのメリットは?

LDRでは陣痛から分娩、産後の回復までを一つの部屋で過ごします。LDRの経験者からは「個室なのでリラックスして過ごせた」などの声がありますが、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?また、デメリットはどのような点なのか、確認しておきましょう。

LDR(エルディーアール)とは

LDRは陣痛(Labor)、分娩(Delivery)、また産後の回復(Recovery)の頭文字をとってつけられた部屋のことです。
LDRを利用した出産では陣痛から分娩、そして出産後の2時間までを同じ部屋で過ごしますが、中には退院までLDRで過ごせる施設もあります。

LDRのベッドは出産が近づくと分娩台に形を変え、お産を終えると再びベッドに戻るという仕組みです。また、出産に必要な医療機器は必要になるまで家具調の収納スペースに納められているため、通常の陣痛室や分娩室よりも落ち着いた雰囲気になるよう工夫されています。

LDRで出産した人はどのくらいいるの?

2014年に行われた20代~40代を対象にした『赤すぐ総研』の調査によると、LDRで出産した人は10.5%で、まだ少数派のようです。

LDRのメリット

通常、陣痛室から分娩室に移るのは陣痛が強くなってからなので歩いて移動するのは妊婦さんにとって大きな負担ですが、LDRでは部屋を移動する必要がありません。

また、LDRの部屋は施設によってそれぞれの魅力があり、豪華なホテルのような部屋もあれば、家庭的な温かみのある部屋、さらに自宅のようにくつろげる和室などもあります。部屋の中ではテレビを観たり、好きな音楽を聴いたりすることもでき、周囲を気にせずに出産の時間を過ごせることがLDRの魅力です。

さらに、LDRでは家族がお産に立ち会いやすく、お父さんだけでなく、上のお子さんも一緒に立ち会うことができます。施設によっては家族が一緒に泊まれるため、上のお子さんがお産のときにお母さんと過ごせるという点もメリットです。

LDRのデメリット

LDRはいくつものメリットがある一方で、LDRを備えた施設がまだ少ないという点がデメリットといえます。もし、出産予定の施設にLDRがあったとしても、部屋数が少ない施設では他の人とお産が重なると利用できないという可能性も考えなければなりません。

また、LDRを利用すると多くの場合、通常の分娩費用に加えて追加料金が発生します。追加料金には幅があるようですが、LDRでの出産を希望する場合には部屋の様子や利用条件とともに費用についてもよく確認するとよいでしょう。


2015/11/06

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