お七夜

2015/11/06

赤ちゃんの行事~お七夜(おしちや)とは?

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赤ちゃんの行事~お七夜(おしちや)とは?

赤ちゃんが生まれてから7日目のお七夜(おしちや)は、赤ちゃんの名前を決め、健康に育つことを願う行事です。では実際に、お七夜ではどのようなことをするのでしょうか?命名書の書き方やお七夜の方法、名前を決める際の注意点とは?

お七夜とはどんな儀式?

 お七夜とは、赤ちゃんが生まれて7日目に赤ちゃんの命名をして命名書を神棚や仏壇に供えお祝いをする、古来からの習わしです。昔は赤ちゃんの生存率が低かったため、赤ちゃんが1週間無事に過ごせたことを祝って行われていた儀式です。

 お七夜では、一族の長老が名付け親となって命名式を行い、その後祝い膳で祝宴を開きます。親類一同へのお披露目を兼ねて赤飯などをふるまうことが多かったようです。

 現代ではこのような形のお七夜を行うことは少なく、お七夜を行う場合もそれぞれの家庭にあった形で行ない、両親が命名するのが一般的です。

お七夜でするのは赤ちゃんの命名とお祝い

 お七夜では赤ちゃんの名前を決め、命名書に名前を書いて神棚か仏壇に供えます。神棚などがなければ、部屋の鴨居や部屋の壁など見えるところに貼っておき、出生届を出したあとへその緒と一緒に保管しておきましょう。

 命名書は命名した人が書くのが基本です。半紙や市販の命名書の中央に「命名」と書き、その下に赤ちゃんの名前を記入します。左側に生年月日、右側に両親の名前を記入するというのが古くからあるスタイルです。市販の命名書では、右側に生年月日を記入するものもあります。出産をした病院で命名書をくれることもあります。
 正式に行う場合は、奉書紙を横半分に折り、さらに縦3等分に折ったものを広げ、中央に赤ちゃんの名前、左に生年月日、右に両親の名前と続柄を毛筆で記入します。左側の部分には命名日と命名した人の名前、右側の部分には「命名」と記入して折りたたみます。

 現代では両親が子どもの名前を考えるのが一般的ですが、もし祖父母や恩師などにお願いする場合は、いくつか名前の候補を考えてもらった中から親が選ぶとよいでしょう。
 名前に使えるのは常用漢字と人名漢字、ひらがな、カタカナだけです。また、親と同じ名前や名前としてふさわしくないと考えられるものは使えません。名前は一生使うものですから、その時の流行などに流されずに決めましょう。大人になってもふさわしい名前か、読みやすいかなど、総合的に判断するようにします。
 名前が決まったら、出生後14日以内に役所に出生届を出します。届出用紙は役所で入手できるほか、インターネットでダウンロードできる市町村もあります。

お七夜の祝い膳のメニューは?

 以前は、お七夜には祖父母や仲人などが集まり、尾頭付きの魚料理や赤飯など伝統的なお祝い料理で祝っていたようです。

 お七夜を行う時期は、ママの床上げがまだの時期。場合によっては入院中ということもあります。そのため現代では、お七夜のお祝いも家族だけで無理せず行うのが一般的です。メニューに特に決まりはないため、仕出し専門店の祝い膳やお寿司の出前を取るなど、ママの負担が少なくなるように工夫してみてください。


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