ダイラパン

出産時に子宮口が開かないとどうなるの?ダイラパンやバルーンなどの処置について

お産が始まっても子宮口が開かない場合があります。それはどうしてなにでしょうか?また、そのような場合は、どのような処置が行なわれるのでしょうか?対処法も併せて、こちらで詳しくご紹介していきたいと思います。あらかじめ知っておきましょう。

陣痛がきても子宮口が開かないのはなぜ?

一般的にはお産が進むにつれて子宮口が開きますが、軟産道の筋肉が硬いままやわらかくならない場合があります。これを「軟産道強靭」といいます。主な原因は体質ですが、加齢に伴い硬くなりやすいとも言われます。また、緊張やストレスなどの影響も少なからずあるようです。

子宮口が開かない時の処置とは?

・バルーン
バルーン(メトロイリンテル)は水風船のようなもので、しぼんだ状態の風船を子宮口に挿入し、注射器で滅菌した水を風船内に入れていきます。するとその風船がふくらみ、子宮口が押し広げられるというわけです。

・ダイラパン
ダイラパンは、親水性ポリマーをベースにしたスティック状の器具です。子宮頸管にダイラパンを入れると頸管内の水分を吸い2~3倍の大きさになります。そうすることで子宮口を押し広げていくのです。1本ずつ子宮口に挿入し、初産婦や経産婦ともに最大5~10本程度とされています。12~18時間程度でおおよそ倍の大きさまで太くなり、子宮口が3~4cmほど開きます。同じ作用の薬としてラミナリアがあります。

・陣痛促進剤
陣痛促進剤は、オキシトシンなどの子宮収縮作用のあるホルモン剤です。量の調節がしやすいため点滴薬が使われることが多いです。

自分でもできる対処法とは?

陣痛を進めるには身体を動かすのが効果的です。医師や助産婦さんに確認したうえで、陣痛がきていても動けるうちは積極的に身体を動かすようにしましょう。階段の上り下りやスクワットもいいですし、体を温めることもおすすめです。また、食事や水分をとったり、できるだけ精神的にリラックスするように心がけたりすると良いでしょう。

子宮口が開かないと不安になってしまいがちですが、お産を順調に進めるためにも心身ともにリラックスできるようにし、できるだけ身体を動かすようにしましょう。何かあればすぐに医師や助産婦さんに相談することも大切です。


2015/11/17

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