おたふく風邪

妊娠初期におたふくかぜ(流行性耳下腺炎)・・・赤ちゃんへの影響やワクチンの副作用は?

もしも妊娠初期におたふくかぜにかかってしまったら、どうすればいいのでしょう?また、どんなリスクがあるのでしょうか?妊娠初期の時期におたふくかぜにかかってしまった場合のリスクと対処法についてご紹介したいと思います。

おたふくかぜとは?

おたふくかぜとは、蕁麻疹ウイルスの仲間である「ムンプスウイルス」の感染症のことです。正式には「流行性耳下腺炎」といいます。名前の通り、耳の下にある耳下腺が炎症を起こし、発熱や頭痛、悪寒、倦怠感など風邪に似た症状がでます。そして、耳の下の頬からあごの辺りがおたふくのように腫れてしまうのです。1度かかった人は免疫ができているので心配はありませんが、まだかかっていない人は気を付ける必要があります。

妊娠中におたふくかぜにかかった場合、赤ちゃんへの影響は?

妊娠後期の発症の場合、赤ちゃんは無症状のことが多いと言われています。10%の症例で耳下腺炎症状が現れますが比較的軽く、奇形などの悪い影響はあまりないようです。ただ、妊娠初期の場合は流産の危険が3割ほどと高くなる傾向にあります。また、分娩直前の発症の場合は母体からの抗体が新生児に移行していないために肺炎症状や呼吸障害を起こすことも考えられ注意が必要であるといえます。

妊娠中におたふくかぜのワクチンを受けても大丈夫?

妊娠中におたふくかぜのワクチンを受けることは禁忌とされています。ですが、注射後に本人に何も副作用のような症状がでなかった場合で、胎児の発育も良好であれば問題はなく、中絶を選択する必要もありません。なぜなら、おたふくかぜ感染と胎児の先天奇形との関係は確認されていないからです。

また、おたふくかぜのワクチン接種後3ヶ月以内の妊娠も避ける必要があるとされています。妊娠をお考えの方は、早めにおたふくかぜのワクチンを接種しておくようおすすめします。

おたふくかぜと赤ちゃんの発育には関係がないと言われていますが、あらかじめワクチン接種をしておくことが1番であることは間違いないでしょう。妊娠を希望されている方は赤ちゃんのためにも前もってワクチン接種について考える機会をもうけてほしいと思います。


2015/11/17

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