お腹の張り

妊娠初期は不安だらけ!気になるおなかの張りについて解説

赤ちゃんを心待ちにしている人にとって、妊娠がわかったときの喜びはとても大きなものです。同時に、不安になることも。「おなかの中で無事に育ってくれるかしら」「元気に生まれてきてくれるかしら」。今回は、妊娠初期にありがちな不安、「おなかの張り」について見ていきましょう。

妊娠初期におなかが張るのはなぜ?

妊娠0~15週を妊娠初期といいますが、この時期にまだ大きな膨らみとなってはいないおなかが「きゅうっ」と張るような感覚を覚えることがあります。妊娠初期のおなかの張りの原因には、主に以下のようなものがあります。
・子宮の筋肉の増加によるもの

妊娠すると子宮の筋肉が増え、だんだんと伸びてきます。そのため、子宮に流れ込む血液量が増えるためおなかが張るような感覚があらわれます。

・子宮を支える靭帯や子宮広間膜からくるもの
子宮が大きくなるにつれ、子宮を支えている靭帯や子宮広間膜がびーんと引っ張られていきます。このときに痛みを伴います。<

・おなかの冷えなど外的要因によるもの
昔から妊婦は体を冷やすなというように、血行が悪くなるような体の冷えは大敵。ほかにも、仕事や家事などの疲れやストレスがおなかの張りの原因になることも。また、便秘によって子宮を圧迫することで痛みが出ることもあります。

心配ないおなかの張り方

妊娠初期は、徐々に体が変化していく時期。子宮やその周りが膨らむにつれ、引っ張られるような痛みを感じることがあります。生理痛のような下腹部の鈍痛や、つっぱるような違和感であればまず心配はないことが殆どです。毎回の妊婦健診でちゃんと赤ちゃんの心拍や成長が確認できており、出血もないようであれば、神経質になりすぎずに様子をみてみましょう。また心配のない張りでも、お腹や下半身を温めると楽になることが多いと言われています。

こんなふうに感じたらすぐ病院へ!気をつけたいおなかの張り方

特に安定期に入っていない妊娠初期のおなかの張りは気になるものです。子宮が大きくなることによっておなかが張っているのであれば問題ありませんが、中には気をつけたいものもあります。
特に、子宮の辺り(恥骨のすぐ上)が部分的に硬く張っている場合には、子宮そのものが収縮している疑いがあります。子宮収縮は流産だけでなく、子宮膣部びらんやポリープなどの病気にかかっているおそれもありますので、なるべく安静にした状態ですぐ病院へ行きましょう。短い時間の間に何度もおなかが硬く張ったり、出血を伴う激しい下腹部痛を感じたりする場合も同様です。
以下は診察のときに聞かれることが多いので、受診の前にメモしておくと良いでしょう。

・張りの頻度
・いつからお腹の張りを感じているか
・出血の有無、おりものの色(うすいピンクや茶色は少量の出血の可能性があります)

妊娠初期は体の変化に伴い、様々な生理的症状があらわれるもの。おなかの張りに神経質になりすぎるとストレスとなってしまうので、できるだけ穏やかに、おおらかな気持ちでおなかの中の小さな命を見守ってあげましょうね。


2015/11/17

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