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2015/10/14

脳の障がいやストレスから赤ちゃんを守る!妊娠期に必要な「コリン」って?

この記事の監修/執筆

イクシル編集部

脳の障がいやストレスから赤ちゃんを守る!妊娠期に必要な「コリン」って?

葉酸や鉄分が妊娠期に欠かせないことは広く知られていますが、妊婦が積極的に取りたい栄養素として意外と知られていないのが「コリン」。近年、お腹の赤ちゃんの正常な発育にこのコリンが重要であるという研究結果が発表され、注目されています。

「コリン」が不足すると胎児の健康にも影響する?

葉酸や鉄分を意識して摂取している妊婦さんは多いかと思いますが、お腹の赤ちゃんの健康のためには「コリン」も重要であることをご存知でしょうか。
近年、米国の大学によって、妊娠中は特に積極的にコリンを摂取することが重要であるという研究結果が報告されました。
コリンとは、人間の細胞膜を構成する「ホスファチジルコリン」の生成に必要となる水溶性のビタミン様栄養素。
研究では、妊娠中はそうでないときと比べ、このホスファチジルコリンが多く必要となり、そのほとんどがお腹の赤ちゃんへ行くことがわかっています。
また、妊娠中コリンが不足すると、血液中に存在するアミノ酸の一種、ホモシステインの濃度が上昇します。ホモシステインは動脈硬化や循環器系疾患のリスクを高めると考えられており、妊娠中のホモシステイン値の上昇は赤ちゃんの先天性異常につながるともいわれています。

積極的に摂取することでのメリットも

コリンを積極的に摂取することで、コリン不足によるリスクを回避できるだけでなく、赤ちゃんにさまざまなよい影響があることも確認されています。
ある研究では、妊娠後期にコリンを推奨量の倍摂取した妊婦は、推奨量通りに摂取した妊婦に比べ、ストレスホルモンであるコルチゾールの産生量が33%低下することがわかりました。このことから、コリンの積極的な摂取でストレスに強い子どもがつくれる可能性があることが示唆されています。

さらに、コリンは脳の中の記憶や学習能力に関わる部分に影響を与えることもわかっており、幼児の脳の発達にも重要とされています。そのため、妊娠期だけでなく、授乳期の積極的な摂取も勧められています。

積極的に摂りたいコリン!効率的に摂取するには

コリンは体内で生成され、また、一般的な食事をしている限りは不足することはないとされています。
しかし、妊娠中、授乳中は赤ちゃんのためにもより意識して摂取したいものです。
コリンは、卵黄やレバー、緑黄色野菜、小麦などに多く含まれているため、これらの食材を毎日の食事に取り入れるのもよいでしょう。しかし、妊娠中、授乳中は食事の栄養バランスがとても重要になります。毎日同じような食事では、栄養が偏り、別のトラブルを招くおそれもあります。
食事のバランスを保ちつつコリンを効率的に摂取するのであれば、サプリメントなどの健康食品を利用するのもひとつの方法です。
栄養バランスを重視したメニューを基本とし、不足する分をサプリメントで補うなどして、上手に取り入れていきましょう。

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