感染予防

2015/10/29

乳幼児の姉妹同士で病気のうつし合いが心配…防ぐには?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

乳幼児の姉妹同士で病気のうつし合いが心配…防ぐには?

一つの家に暮らし、一つの部屋で寝ていると、片方が引いた風邪を他方にうつすという兄弟間の感染がよく起こります。幼い2人の娘の姉妹間の感染を防ぐ方法が知りたいという相談に対し、看護師さんたちは何とアドバイスしているでしょうか。

ママからの質問:「兄妹間のインフルエンザ感染を防ぐ、よい方法はありませんか」

私には2カ月と1歳4カ月の娘がいます。2人ともまだ幼いので、どちらかがインフルエンザ等の感染症にかかってしまったとしても、別々の部屋に寝かせておくことが難しいです。姉妹間の感染を防ぐ方法として、私(母親)がマスクをして、手洗いを徹底し、部屋を除菌することぐらいしか思いつきません。赤ちゃんが感染症にかかると重症化しやすいと聞きます。姉妹間の感染を防ぐよい方法があれば教えてください。(30代・女性)

手洗い、うがい、消毒、加湿をし、直接の接触を避ける

別々の部屋に寝ることが難しくても、直接接触しないように工夫した寝かせ方をするとよいでしょう。手洗い、うがい、消毒に加え、インフルエンザの場合は加湿も心がけましょう。

インフルエンザなどの感染症は、接触感染や飛沫感染ですから、できるだけ感染者との接触は避けることです。別々の部屋に寝かせるのが難しいのでしたら、距離をとって寝かせたり、間にお母さんが寝たりして、直接触れるのを避けてください。部屋や布団の清潔を心がけ、お子さんに触れる前後は手洗いをして、特に排泄物がつかないようにしてください。(産科看護師)
基本は手洗い、うがい、消毒です。もしインフルエンザ対策をされるなら、それらに加えて乾燥対策が必要です。空気が乾燥しているとウイルスが舞い上がりやすくなるからです。加湿器を設置したり、部屋に濡れたタオルを干すなどして湿度を保つようにしましょう。(健康管理科看護師)

外出に注意。なるべく予防接種を

外出や病院で、風邪などをもらわないように注意しましょう。可能であれば予防接種を受けさせた方が安心です。普通の風邪の場合、感染者のほうにマスクをさせると効果的なようです。

風邪の季節には外出を控えること、病院の待合室は特に感染しやすい状況にありますから、病院を受診するときは、事前に予約して待ち時間を短くしてください。生後2カ月になれば予防接種が受けられますから、費用がかかるかと思いますが、なるべく予防接種を受けるようにしてください。(産科看護師)
インフルエンザウイルスはとても小さいので、マスクをしたところでフィルターを通過してしまいます。お母さんがマスクをしても、お母さんの感染予防という効果はありますが、赤ちゃんにはあまり意味はありません。感染者本人がマスクをすると咳やくしゃみなどの飛沫感染は防げますので、普通の風邪なら効果はあります。(健康管理科看護師)

幼い兄妹間の感染を防ぐには、なるべく直接の接触を避けること、手洗い、うがい、消毒、加湿を心がけること、できれば予防接種を受けさせることなどが有効です。


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