感染予防

2015/10/22

生後1カ月の赤ちゃんの感染症予防、何をすればいい?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

生後1カ月の赤ちゃんの感染症予防、何をすればいい?

大人は手洗い・うがいの励行ができますが、赤ちゃんは上手にできません。風邪などの感染を予防するために、赤ちゃんでもできる対策方法が知りたいという相談に対し、専門家の皆さんは何とアドバイスしているでしょうか。

ママからの質問:「うがいができない赤ちゃんの感染予防について」

現在1カ月の息子を持つ母親です。大人であれば手洗いやうがいなど対策をすることができますが、赤ちゃんの場合はどのように感染予防すればよいのでしょうか。不必要な外出は避け、人ごみには行かないよう気をつけていますが、今後、予防接種などが始まり病院へ行ったりすると、風邪などがうつったりしないか心配です。帰宅してから手を洗うことはできますが、うがいができない赤ちゃんでも何か自宅でできる対策などはあるのでしょうか。(20代・女性)

できるものから早めに予防接種を受けさせる

赤ちゃんができる一番の感染対策は、予防接種です。受けられるものから、同時接種などで効率よく受けていきましょう。

おっしゃるように、小さいお子さんは、うがいも手洗いもうまくできません。そんなお子さんに感染症を予防させるためには、できるものから早めに予防接種を受けさせることです。予防接種には定期と任意がありますし、生ワクチンの場合には、接種の期間を1カ月以上あけなければいけませんから、不活化ワクチンを優先に、同時接種などで効率よく予防接種を行ってください。(産科看護師)
予防接種は、病院でなくても保健所でもできますし、待ち時間が気になるようでしたら、事前に予約して受診してください。(産科看護師)

水分補給や加湿、服装にも工夫を

人ごみを避けることや、大人が手洗いをしてから赤ちゃんに接することに加え、赤ちゃんを乾燥した環境に置かないこと、気温差に対応しやすい服装をさせることなども助けになります。

予防接種ができない期間も感染の可能性はありますから、風邪の季節には人ごみを避けること、お子さんに触れる前には手洗いを行うようにしてください。部屋は乾燥しないようにし、空気清浄器を利用したり、窓を開けて換気してください。お子さんが使う布団は、こまめに干したり、布団クリーナーで清潔にしてください。(産科看護師)
帰ってきたら手を洗うのはもちろんですが、母乳や水分を十分に飲ませるようにしてください。ウイルスや菌は乾燥に強いので、なるべく水分を摂るようにするだけで予防できます。それから室内の湿度を高く保つように、加湿器を使用してみてください。(内科医師)
脱ぎ着しやすい服装にして寒暖の差にすぐに対応できるようにしてください。病院が温かくて汗をかいて、そのまま外に出ると汗が冷えて風邪をひきやすくなります。また、下半身、特に足首を冷やさないように気を付けてあげてください。(内科医師)

赤ちゃんの感染予防は、まず予防接種です。それに加え、日頃から加湿や服装などに注意して感染を防いであげましょう。


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