下痢

子どもの下痢の原因や種類、対処法はどうしたらいい?

子どもが急にお腹を痛がり下痢をしたり、その期間が長期間に渡ったりしたら心配になりますよね。子供の便については様々な病気の可能性もありますが、果たして下痢の場合はどうなのでしょうか?子供の下痢の原因、対処法についてご紹介します

下痢の種類

下痢には大きく分けて2種類の下痢があり、急性下痢と慢性下痢に分けられます。急性下痢は突然の腹痛とともに起こり、1.感染性下痢(細菌性下痢、ウイルス性下痢)、2.非感染性下痢(消化不良、ストレス、寝冷え、アレルギー、薬剤性など)に分類されます。慢性下痢は症状が3週間以上続くものをさし、腸炎後症候群、反復性軽症下痢、過敏性腸症候群の3つの種類に分類されます。

細菌性の下痢は主に、食中毒による腸炎です。カンピロバクター菌やサルモネラ菌等で知られています。子供の場合には、生肉や生野菜等に原因菌が付着しているものを食べたり、学校等で動物と触れ合った時に感染することが多いです。食材を調理する際には水洗いや加熱調理を充分に行うよう注意することと、動物と触れ合った後にはきちんと手を洗い消毒することが大切になります。ウイルス性の下痢は所謂’お腹の風邪’で子供の多くがこの原因で下痢を起こします。ノロウイルスやロタウイルスが代表的なウイルスです。また、ウイルス性の下痢の場合には、初期症状として嘔吐を伴うことが多いのも特徴の一つです。

便の症状で見分ける場合には、魚の腐ったような異臭がしたり、便に血が混じる場合には、細菌性の下痢の可能性が高く、便の色が白っぽい場合にはウイルス性の下痢の可能性が高くなります。しかし安易に自己判断をせずに、吐物や便(便の付着したおむつ)を病院に持参すると検査や診断がし易くなります。

非感染性の下痢は食べすぎや冷たいもののとりすぎ、ストレス、寝冷え、特定の食べ物に対するアレルギー反応、抗生物質などの薬剤によるものなど様々な原因があります。すぐにおさまる場合は心配ありませんが、繰り返し起こる場合は受診し診察を受けましょう。

慢性下痢の多くが腸炎後症候群による、吸収不良症候群で主に、ウイルス性の下痢に続いて起こる症状になります。ウイルス性胃腸炎の後に腸粘膜が異常を起こし、一時的に消化機能が悪くなるために起こる症状です。子供は下痢による脱水を起こしやすいため、症状が続く場合やミルクや食事、水分がとれない場合は出来るだけ早く受診することをオススメします。

反復性軽症下痢とは、「お腹が弱い」などと言われる事もありますが、下痢をし易い体質のことを指します。主な症状はお腹かが痛くなりやすい、下痢をしやすい、朝起きるのが辛い、疲れやすい等です。現在のところ原因の特定は難しい症状とされています。慢性反復性腹痛とは数ヶ月〜数年間に渡り腹痛や下痢を訴える症状で主な原因は心因性と考えられています。子供が登校前にお腹が痛くなる事等が多い場合はく、パパやママは子供の心のケアも大切にしてあげてください。

子供が下痢になってしまったら?

もしも、子供が下痢になった場合には、お腹が痛いか、吐き気がするか、熱があるか、ミルクや食事(水分)がとれているか等を確認しましょう。もしも嘔吐が伴う場合には、ウイルス性の下痢の可能性が高く、判断基準になります。また、便の症状、下痢の回数、発熱の有無をチェックした後に出来るだけ早い段階で病院を受診すると良いでしょう。可能なら便を持参することを忘れないでください。

急な下痢ではなく慢性的に下痢をする場合でも、大きな病が隠れている可能性もあるので、すぐ治る場合でも、長期間続く場合には病院を受診してください。また、登校前に下痢になる場合でも、受診することをオススメします。


2015/10/20

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