授乳中の食事

2014/10/08

牛乳のカルシウムを効率よく摂取する方法とは?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

牛乳のカルシウムを効率よく摂取する方法とは?

骨の健康や、将来の骨粗しょう症を防ぐためにもカルシウムの摂取は大切です。カルシウム摂取のために牛乳を飲んでいるが、吸収効率について不安に感じているママから医療やヘルスケアの専門家が回答するQ&Aサイト「なるカラ」に相談がありました。看護師さんたちは、なんと答えているでしょうか?

授乳中のママからの相談:「牛乳のカルシウムは吸収されにくいと聞きました、効率を上げるにはどうすれば良い?」

牛乳は豊富にカルシウムを含んでいますが、吸収されにくいためカルシウム補給に適さないと聞いた授乳中のママ。将来のためにカルシウムを補給する習慣をつけたいが、効率よくカルシウムを摂取するにはどうすれば良いの?そんな悩みに、看護師さんたちがアドバイスします。

産後、授乳中の主婦です。女性の骨粗しょう症が話題になっており、今からしっかり補給する習慣を身につけたいと感じています。子供もこれから育ち盛りでカルシウムはしっかりとらなくてはいけない年頃だと聞きました。そこで、母子ともに、毎日必ず牛乳を飲むようにしているのですが、先日、「牛乳のカルシウムは含有量は多いが、吸収し辛いためあまりカルシウム補給に適さない」という話を聞きました。それは本当の話なのでしょうか?もし本当の場合、どうしたら効率よくカルシウムを摂取できるのでしょうか?(30代、女性)

日光を浴びたり運動することで、カルシウムの吸収効率を高めることができます!

牛乳にはカルシウムを吸収するために必要なビタミンDが含まれていないため、単体で摂取した場合、カルシウムとビタミンDの両方を含む魚類などと比べてカルシウムの吸収率が悪くなります。ビタミンDは日光を浴びると体内で作ることができるので、適切な日光浴をすることや、骨を作るために運動で筋肉を鍛える必要があると教えてくれました。

カルシウムを体内に吸収させるためにはビタミンDが必要不可欠です。牛乳に限らず、カルシウムを含む食品全て、ビタミンDがないと、体内に効率よく吸収されません。特に牛乳にはビタミンDが含まれていないので、魚の様にカルシウムとビタミンDを含む食品に比べると他の食品でビタミンDを補う必要があり、吸収率が悪いという事になります。ビタミンDを含む食品はアン肝やさけ、しらすなどの魚類です。ですが、食品だけでは補いきれないのが現実です。ところが、ビタミンDは日の光を浴びることで体内で作り出すことの出来る成分でもあります。晴れた日には外に出て散歩をしたり、窓際の日の当たる場所で光を浴びる事も良いでしょう。 (小児科看護師)
1日1本の牛乳で量としては十分です。ただし、骨は筋肉が鍛えられなければ作られません。カルシウムを接種することに加えて、筋肉を鍛えることを意識してみてください。 (形成外科看護師)
牛乳を摂るのはいいことだと思いますが、カルシウムを摂るのでしたら、牛乳以外にも方法はあります。例えば小魚には、カルシウムがたくさん入っていて、牛乳よりもカルシウムを取り込みやすいと言われています。他にも小松菜にも意外と多くのカルシウムが含まれています。一つの製品に頼るのではなく、色々なものからバランスよく栄養を摂取することをお勧めします。(看護師)

健康な骨は1日にしてならず、将来のためにもカルシウムの摂取量だけでなく、ビタミンDの合成や摂取、運動も意識して、丈夫な骨作りをしていきましょう!


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