副反応

予防接種の副反応が怖い…出やすい体質はあるの?

受けるかどうかを親が決めることができる任意の予防接種、副反応のことなどを考慮して迷ってしまう親も多いようです。副反応と思われるトラブルが起こったことがあり、さらに不安が大きくなってしまったママからの相談に対し、看護師さんたちのアドバイスとは。

ママからの質問:「任意の予防接種と副反応について」

先日、おたふくの予防接種を1歳のうちに接種した方がいいと病院の先生からいわれました。副反応のことが心配でしたが、接種せずに合併症になる確率の方が高いといわれたので接種しました。その3週間後、子どもが突然40度の熱を出したので副反応ではないかと心配しました。数日して突発性発疹とわかりましたが、今後も任意接種をどこまで受けたらいいか迷います。副反応の出やすい体質と出にくい体質があるのでしょうか。(20代・女性)

副反応の出やすさは事前に判断できない

副反応の出やすい体質かどうかは個人差が大きく、事前にはわかりません。副反応が起こらないように注意事項を守り、アレルギーがある場合は事前に医師に知らせておきましょう。

予防接種の副反応が出やすいか、出にくいかの差は、体質やワクチンによって異なり個人差が大きいものです。副反応とは、ワクチンに含まれる毒性を弱めたウイルスや細菌に対して身体が示す反応です。ウイルスや細菌に対する抗体をお子様の身体が作っているために、副反応が起こるのです。(内科看護師)
どのお子さんが副作用を起こしやすいかは、わかりません。副作用を起こさないために、体調が悪いときは接種しないこと、接種して30分は病院で様子を見ること、心配でしたら、事前の診察を受けてください。(産科看護師)
アレルギーがあることがわかっている場合には、予防接種の前に必ず医師にお話しください。たとえばインフルエンザの予防接種は、卵アレルギーがある場合には慎重な投与が必要です。卵アレルギーがあるのにインフルエンザワクチンを接種した場合には、副反応としてじんましん・ショック・口腔のしびれなどが現れることもあるからです。(内科看護師)

子どもの生命や将来への影響を考えて判断を

任意接種をどこまで受けるかを判断するにあたり、接種しないことでその病気にかかった場合の生命へのリスクや、後遺症についてよく考える必要があります。

任意予防接種に指定されている病気は、感染すると重い症状が出たり、後遺症が残る可能性があったり、悪化すると致死率が高いものもあるのです。予防接種の副反応も心配ですが、予防接種を受けることでこれらの病気にかかることを防ぐ、または、かかっても重症にならないようにという、ワクチンの役割も考慮した上で判断されることが必要ですね。(内科看護師)
任意の予防接種は費用もかかりますし、親御さんの判断になりますが、お子さんの将来や、感染して重症化する可能性を思うと、できるだけ受けさせてあげるべきと考えます。(産科看護師)
いずれにしても、ワクチンの効果と副反応の両方を考慮しながら、医師とのコミュニケーションを密にして、納得のゆく診療を受けることがとても重要になります。(内科看護師)

任意の予防接種の副反応の起こりやすさは事前にはわかりません。副反応を防ぐための注意事項を守り、アレルギーがある場合は医師に知らせてください。子どもの生命や将来への影響を考えて、任意接種を受けるかどうかを決めましょう。


2015/10/31

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