服薬

アレルギー体質の9歳の息子…長期の服薬で治療すべき?

アレルギー体質は遺伝することがあります。自身も複数のアレルギーがあるママから、子どものアレルギーと服薬について相談がありました。看護師さんたちは、どのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「年に何度かアレルギー症状がある子どもに、長期の服薬が必要か?」

9歳の子どもは数年前から毎年9月頃に目のかゆみや鼻づまりを訴えるようになりました。耳鼻科での血液検査の結果、稲アレルギーとの診断で、スギやハウスダストも低い数値ですが反応がありました。私自身もアレルギー性鼻炎で花粉症やハウスダストなどの症状があり、遺伝だと思います。子どもは9月以外に季節の変わり目などにも鼻づまりがあるのですが、アレルギー体質なら長期の薬を服用した方がよいのでしょうか。(30代・女性)

長期の服薬が必要でないことも

子どもの場合、成長とともにアレルギーが改善されることも多く、長期の服薬が必ずしも必要ではないようです。

症状がひどいようでしたら、薬で対応することも考えなければなりませんが、長期にわたるとは限りません。子どものアレルギーは成長とともに改善されることが多いですから、症状が治まれば、続けて薬を使う必要はありません。(呼吸器科看護師)

治療は、かかりつけの医師と相談を

アレルギーの薬の働きや治療について教えてくれました。治療方法については、かかりつけの医師への相談をご検討ください。

アレルギー体質だからといって、どんなアレルゲンにでも反応しやすいというものではありません。アレルギーに対する薬でも、多少なりとも肝臓などの臓器に負担を与えます。そして抗アレルギー薬はアレルギーを治療するという効果ではなく、アレルギーの原因物質を受容体などと呼ばれるところに反応させない、というだけの効果しかありません。(看護師)
稲アレルギーは、マスクをしたり抗アレルギー薬を服用するほかないと考えますが、ハウスダストは自分たちで減らすことができるのではないでしょうか。1日1回の掃除は有効といわれています。また、アレルギーの治療にはアレルギーとなる物質に少しずつ慣れさせていくというものがあります。ただし、少しずつとはいえアレルギー症状が出てしまうこともあるので、かかりつけの先生に相談してから治療を考えていきましょう。(看護師)

アレルゲンを避けるようにして

アレルゲンがはっきりしている場合、原因には近づかないようにしましょう。部屋を掃除する際のポイントについてもアドバイスしてくれました。

アレルゲンがはっきりしているので、できるだけアレルゲンを避けるようにしてください。稲刈りの時期には田んぼに近づけないこと、換気も窓を開けるのではなく、空気清浄器を使用してください。布団は外に干さず、布団クリーナーでダニやほこりを除去してください。ハウスダストを避けるため、部屋の掃除はこまめに行い、お子さんを寝かせるときは、床に布団を敷くより、ベットで寝かせるようにしてください。(呼吸器科看護師)

子どもは成長に伴いアレルギーが改善することもありますで、長期の服薬は必ずしも必要ではありません。普段の生活では、できるだけアレルゲンに近づかないようにし、部屋もこまめに掃除をして、空気清浄機などを利用するとよいようです。


2015/11/02

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