同時接種

同時接種は2種と4類どちらが?子どもへの負担は違うか

小さいうちに受けなければならない予防接種の数は多く、予定を立てるのが難しく感じることもあります。しかし近年、複数のワクチンの同時接種が推奨されて通院回数の軽減につながっていますが、副反応などについて看護師さんたちに聞いてみました。

ママからの相談:「副反応などが心配なので、同時接種でも複数回に分けたほうがいい?」

現在2人目を妊娠中です。予防接種についてですが、1人目のときは近所の小児科医にいわれるがままに接種して、病院の意向で同時接種は2種類まででした。しかし、他の病院に通うママ友に聞くと、一度に4種類接種したといっていました。副作用など考えると、複数回に分けた方がよいのか、それとも子どもへの負担を考えて少ない回数で済ませた方がよいのか悩んでいます。 (30代・女性)

複数を同時接種しても副反応の出方に影響はない

何種類ものワクチンを同時接種したからといって、副反応が強く出るなどということはありません。通院回数と、子どもが痛い思いをする回数を減らすためにも、同時接種は推奨されています。

以前は、同時接種を行った場合に副作用が起きても、どのワクチンによるものか判断が難しく、ワクチン同志の作用で抗体が作られにくいといわれていました。しかし最近は、ワクチンが改良されて複数接種しても抗体はつきますし副作用も出にくいため、何度も通院して痛い思いをさせないことも考慮して、同時接種が推奨されています。医師の方針によっては、2種類のみ行っている所と4種類まで行っている所があります。(産科看護師)
小さいうちは何種類もの予防接種を受けなければいけないので、少ない回数で済ませてあげた方がよいかと思います。任意の予防接種だと経費もかかるため、最終的な判断はご両親に委ねられますが、無理のないスケジュールで接種させてください。(産科看護師)
同時接種が推奨されるのは、いずれの組み合わせでも互いに悪影響を及ぼさないこと、副反応の出現の確率がかなり低いということからです。また、接種回数が増えれば子どもが痛い思いをする回数も増えますし、通院する親の負担も増えます。どうしても副反応が怖いなら、1つずつ接種してもよいですが、おすすめするのは同時接種です。(看護師)

回数が多いと、次回接種までに感染してしまう可能性も

予防接種は一度打つと、次回の接種まで一定期間をあけなければならず、その間にも受けていないワクチンの病気にかかってしまうかもしれません。同時接種は、一度により多くの抗体を獲得できるという優れたメリットがあります。

もし分けて接種するのなら、生ワクチンの場合は接種してから次の接種までは4週間、不活化ワクチンの場合は1週間はあけるようにしている病院がほとんどのようです。その間に未接種の病気にかかってしまうというリスクが発生します。しかし、同時接種をすれば期間をあけずに全てを接種できるので、多種の抗体を早期に獲得することが可能となります。(看護師)

副反応の出方を心配するママが多いのですが、複数を打っても特に問題はないようです。通院回数を減らし早期に多くの抗体を得られるため、同時接種が推奨されています。


2015/11/04

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