ステロイド

2015/11/11

生後6カ月、ステロイド外用薬を使用しているが大丈夫?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

生後6カ月、ステロイド外用薬を使用しているが大丈夫?

赤ちゃんの皮膚はやわらかく、トラブルを起こしやすいもの。皮膚の炎症に処方されることの多いステロイド外用薬について、その副作用を心配するママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「ステロイド外用薬を使用しても大丈夫?」

生後6カ月の子どもがいます。2カ月の頃、顔に湿疹と虫刺されができて赤くなったので小児科にかかり、ステロイドが入った塗り薬を処方されました。小さい子どもでも使うものという説明だったので、何の疑問も持たずに塗りました。最近、その薬がオムツかぶれやあせもにも効くといわれ、また塗り始めましたが、周りの友人はステロイドが入っていない薬を購入し塗っているようです。ステロイドが入った薬を塗ってよかったのでしょうか。(30代・女性)

医師の指示を守り使用するなら、心配ない

ステロイド薬は、種類や強さや使い方によっては副作用が出ることもありますが、医師が処方したものを、指示を守って使用するのであれば心配はありません。

ステロイド薬は薬効が強い分、副作用もあります。しかし、病院で処方されたステロイドを湿疹や蚊に刺された部分に使用することは心配しなくても大丈夫です。たとえば、病気のために長期的に強いステロイドを内服したり、軟膏を長期的に大量に塗っているというような場合には副作用が出てしまいます。内服の場合には体重増加や免疫力の低下など、軟膏の場合には皮膚が薄くなってしまうことがあります。(皮膚科看護師)
ステロイドに関するママからの評価は賛否両論あり、身体によくないといわれる方も多くいますが、もともと体内にあるホルモンであり、効力が高く、また子どもに処方されるステロイドは弱いものなので、医師の指示を守っての使用なら心配ありません。(産科看護師)

ステロイド外用薬の適切な塗り方について

ステロイドの塗り薬は、症状のあるところにだけ塗ってください。医師の指示による用途・目的を守って使用し、軽い症状なら非ステロイド系のもので対応してもよいでしょう。

ステロイド薬は、皮膚が清潔な状態で、症状のある部分にだけ綿棒などで塗るようにしてください。たくさん塗ったり、症状のない部分にまで塗らないよう注意してください。症状が治まったら使用を中止して様子を見てください。予防のためにと使い続けるのはよくありません。できるだけ短期間の使用にしてください。(産科看護師)
おむつかぶれや、あせもにも効果はありますが、ステロイドは湿疹や蚊にさされて腫れているときなどの使用にとどめておいた方が安心です。病院から処方されたステロイドは、あくまで医師の指示による用途・目的で使った方がよいでしょう。(皮膚科看護師)

ステロイド薬は使い方によって強い副作用が出ることもありますが、医師が診断して処方したものであれば、用途・目的に限定して適切に使用すれば心配ないようです。症状が軽いときは非ステロイド系の薬を使用することを一考してもよいでしょう。


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