いびき

いびきは治せない?10歳の子どものいびきを治したい

他の人と寝る場合、いびきをかいているかどうかは、大人も子どもも気になるものです。いびきをかく子どもが心配なママから、治療法について相談がありました。医師や看護師さんはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「耳鼻科で治せないといわれた子どものいびき、なんとか治す方法を教えて」

10歳の子どものいびきが、ひどいです。もう1年近くになります。隣で寝ていてもうるさくて眠れないほどで、ゴーゴーと大人顔負けのいびきです。鼻がつまっているのかと耳鼻科に行き、鼻づまりの薬を飲んでもいっこうに治まりません。無呼吸にはなっていないようです。いびきは治せないと耳鼻科ではいわれましたが、これから先、学校行事などで泊まる機会もあるので、なんとか治す方法を教えてください。(40代・女性)

アデノイド肥大など、いびきの原因は複数

アデノイド肥大や扁桃腺肥大など、いびきの原因について教えてくれました。

いびきの原因としては、アデノイド肥大や扁桃腺肥大、アレルギー性鼻炎による鼻閉などが考えられます。その他にも肥満で首の周りに肉がたくさんついていると、いびきをかきやすくなります。(内科医師)
アデノイドは、鼻から喉の奥の上部にある器官で、肥大とは通常より大きくなっているということです。子どもに特有な状態で、成長とともに小さくなっていきます。扁桃肥大も、同様に扁桃腺と呼ばれる喉の両側にある器官が肥大している病気です。アデノイドも扁桃腺も成長とともに小さくなっていくので経過をみてもよいのですが、大きいと気道をとふさいでしまって、激しいいびきの原因になってしまいます。(内科医師)

アデノイド肥大と扁桃腺肥大は、治療も可能

アデノイド肥大と扁桃腺肥大は治療できます。他の耳鼻科でも意見も聞いてみるとよいでしょう。

アデノイド肥大や扁桃腺肥大の治療には、手術治療と薬物治療があります。手術は、アデノイドと扁桃腺が生理的に一番大きい3~6歳時に行います。全身麻酔で、入院期間は1週間程度です。薬物治療はアレルギーに効く抗ヒスタミン薬やステロイド点鼻を投与します。 (内科医師)
激しいいびきだけではなくて、日中の眠気や集中力の低下、いつも口呼吸で苦しそうにしているなどの症状があれば治療をした方がよいです。今行っている耳鼻科の先生は経過を見ようとしているのかもしれませんが、ご心配でしょうから他の耳鼻科の先生にいくつか意見をもらうようにしてみてください。(内科医師)

寝ている間の気道確保を

自宅でできる、いびきを治める方法をアドバイスしてくれました。

いびきの原因に特に心当たりがなければ、寝ている間に喉を圧迫しないよう、首の後ろにタオルなどをはさんで、気道を確保してください。顔を横向きにさせてもいびきは治まります。また、マウスピースを利用する方法もあります。(呼吸器科看護師)

いびきの原因には、アデノイド肥大、扁桃腺肥大、肥満などがあります。いびきは治せないといわれたそうですが、アデノイド肥大などの場合は治療することができますので、別の耳鼻科の受診もご検討ください。

これは睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。


2015/11/09

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