卵胞ホルモン

卵胞ホルモン(エストロゲン)の働きと妊娠との関係

女性ホルモンの一種である卵胞ホルモン(エストロゲン)。女性の体の中で卵胞ホルモンはどのような働きをするのでしょうか。また、妊娠とどのように関わってくるのでしょうか。卵胞ホルモンの役割を探っていきましょう。

卵胞ホルモン(エストロゲン)の働き

卵胞ホルモンは、女性ホルモンの一種で卵胞の成長を促すために分泌されるホルモンです。卵胞ホルモンが分泌されることで、卵胞が成長し、子宮内膜が厚くなって妊娠しやすい状態になります。つまり、「妊娠までの準備」に深くかかわるホルモンです。
自律神経や脳の働きを整え、骨や皮膚の形成を促す働きもあるので、心身の調子が安定し、お肌の状態や体調がよくなります。このため、「女性らしい美しさ」を作りだすホルモンであるとも言えます。

なお、卵胞ホルモンは卵胞の数が減少し始める40歳前後から分泌量が減少します。そして閉経後に分泌を終了させます。この時期に、卵胞ホルモンの分泌量が急激に減少することによって自律神経の働きが乱れると、めまいやのぼせ、イライラするなど更年期障害の症状が見られるようになります。

卵胞ホルモンの分泌量が増える時期と妊娠の関係

卵胞ホルモンは、生理の終わりごろから分泌量が増え、排卵日直前にピークを迎えます。妊娠をしなければ排卵日を過ぎてから、次の生理が始まる直前にもっとも少なくなります。

妊娠が成立すると、もうひとつの女性ホルモンである黄体ホルモン(プロゲステロン)とともに卵胞ホルモンの分泌量も増えていきます。妊娠を継続するために子宮を大きくし、乳腺を発達させて母乳が出るための準備を促します。出産後、卵胞ホルモンの分泌量は急激に減少します。その影響で(産後うつ)や抜け毛、肌荒れなどの症状が出やすくなります。


2015/11/19

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