紹介状

スピードが大事!転院するならすぐに紹介状を

妊娠すると赤ちゃんと早く会いたい気持ちでワクワクしますが、早く決めておくべきことがあります。それは「どこで出産を迎えるか」です。里帰り出産などで転院される方は早めに紹介状を書いていてもらいましょう。紹介状と里帰り出産の段取りなどについてお話します。

紹介状とは?

紹介状は正式には、「診療情報提供書」といいます。文字通り、医師が患者さんをほかの医師に紹介するときに発行する書類です。紹介状には、患者さんの基本情報、紹介の目的、現在の主な症状と病名、現在の投薬内容などの項目があります。必要に応じて、レントゲン写真などや各種検査のデータの資料が添付されることもあります。

紹介状が必要なケースはどんなとき?

では、妊娠・出産でどんな場合に紹介状が必要なのでしょうか?

里帰り出産という言葉を耳にされた方は多いでしょう。妊婦さんが実家に里帰りして、出産を迎えることをいいます。産後の新米ママの育児をサポートしてもらえることは大きなメリットですね。実家なら、家事は親に任せられ、ママは育児に専念できます。

この里帰り出産ですが、大切なことがあります。今、通われている産婦人科に早めに里帰り出産を伝え、里帰り先の病院に渡す紹介状を書いてもらうことです。妊娠経過や治療経過について正確に引き継ぐための資料ですから、里帰り先の病院にとって大切な書類です。

切迫早産などのリスクがあるケースや状態が良好でない場合には、里帰りに対しドクターストップがかかることもあります。妊婦健診の際に、まずお医者さんに相談してみましょう。

総合病院などへの転院の際に気を付けたいこと

基本的に、日本の医療制度は、紹介状がなくても、患者さんはどこの医療機関でも診療を受けるlことができます。しかし、総合病院などの比較的大きな病院へ転院する場合は紹介状を持っていないと、選定療養費と呼ばれる受診料が追加されます。紹介状があれば、転院先にこれまでの治療経過や検査結果が伝わりますので、検査や治療の重複を避けられるため、初診料に追加の料金が加算されることはありません。この辺の費用に関しては、健康保険制度のなかで規定されています。分かりづらければ、病院の受付や医事課で聞いてみると良いでしょう。

出産をどこで迎えるかはいつまでに決めたらいいの?

里帰り出産の予定がある方、または現在通院している産院で出産するかを迷っている方は、遅くとも16週~20週くらいまでにはどこで産むかを決めておくことが無難です。最近は、産院により分娩予約を取るところもありますので、予約を早めにしておかないと、断られる場合もありますので注意が必要です。

ご希望の産院で安心して出産できるように、紹介状などを含め、早めの準備をしておくことが大切ですね。


2015/11/20

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