傷病手当金

2015/11/20

つわりで会社を休んでも給料が貰える?傷病手当金について

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つわりで会社を休んでも給料が貰える?傷病手当金について

つわりは症状が人それぞれで、妊婦さん全員が経験するものではありません。けれど、ひどい人は日常生活もままならないほど症状が悪化します。もちろん会社にも行きたくても行けません。そんな時に有り難いのが傷病手当金。どんなときに活用できるものなのでしょうか。

傷病手当金とは?

傷病手当金とは、妊娠して産休に入る前に病気やケガなどで連続4日以上仕事を休んだ際、その分の給料が出ない場合に健康保険から給料の2/3が支給される制度です。病気やケガの休業中に本人や家族の生活を補償することを目的としています。支給期間は4日目から最長1年6ヶ月です。病気やケガで4日以上休んだ時に、4日目以降、休んだ日数分が支給されます。休んだ期間が3日以内の場合は支給対象外となります。つまり、5日間休んだ場合は「日給の2/3×(5日-3日)」という計算になります。(企業によっては2/3以上のところもありますので、確認してみてください。)

傷病手当金を受け取ることができる対象者は?

勤務先の健康保険(共済組合)に加入している母親が対象者となります。ちなみに扶養や国民健康保険の加入者は対象外となってしまいます。また、妊娠中の場合は切迫流産や流産、つわり(重症妊娠悪阻)、妊娠高血圧症候群など入院や自宅での安静が必要であると診断された者のみが対象となります。休職中に給料をもらっている場合、傷病手当は支給されません。ただし、傷病手当の額より給料の額の方が少ない場合は、その差額が支給されます。

傷病手当金の手続きについて

休業から4日目以降2年以内に、勤務先の担当者か健康保険組合などに必要書類を提出します。必要な書類とは、傷病手当金支給申請書、出勤簿の写し、賃金台帳の写しの3点です。傷病手当金支給申請書は、健康保険組合などのホームページからダウンロードできます。申請書を手に入れることができたら、医師に必要事項を記入してもらいます。この際、所定の手数料がかかりますので、ご注意ください。

傷病手当金について、おわかりいただけたでしょうか?妊娠中に入院や自宅療養をする場合は、忘れずに傷病手当金の請求手続きをしましょう。これでお金のことを考えずに、治療に専念することができますね。


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