超音波検査

赤ちゃんと対面!超音波検査でわかること

「産婦人科の聴診器」とも言われる超音波検査。妊婦検査に欠かすことのできないものとなっています。赤ちゃんと対面できる超音波検査でどんなことがわかるのか、確認できる成長の過程とはどんなものなのか、詳しくご紹介していきたいと思います。

妊娠中に行われる超音波検査とは?

超音波断層撮影装置という医療機器を用いて子宮の中を調べる検査のことです。エコー検査ともいい、プローブという検査器具を膣内に入れる「経膣超音波検査」と、おなかの表面にプローブ当てる「経腹(けいふく)超音波検査」があり、検査でわかった情報はモニター画面に映し出されます。仕組みは魚群探知機と同じで、高い周波数の音波が羊水を振動して伝わり、おなかの赤ちゃんの体や体液にぶつかることで画像に再現することができるのです。

経膣超音波検査について

妊娠初期では経膣超音波検査をすることが多く、検査は内診台または診察用ベッドで受けます。子宮の近くまでプローブが届くので、小さい胎嚢や胎芽、胎芽の心拍も調べることができ、正確な妊娠週数や分娩予定日がわかります。また、子宮筋腫や卵巣腫瘍などがないかも調べることができます。経膣超音波検査が使われるのは妊娠11~12週くらいまでで、それ以降は経腹超音波検査で確認します。

確認できる成長の過程

超音波検査では、胎児の成長はもちろん、付属物の働きや構造も見ることができます。胎児は、最初はお団子のように丸い形をしており、妊娠8週頃から頭と胴体の区別がつき、四肢ができます。また、脳や胸部・腹部にある内蔵のかたちもわかるようになります。妊娠13週頃からは大腿骨長や児頭大横径、腹部横径などから胎児の体重を計算することも可能で、胎盤や臍帯(へその緒)や羊水などの胎児付属物も確認することができます。

超音波検査の中にはカラーで映りだされるものがあり、カラードップラーといいます。血流の方向に色がつき、血液の流れや速さ、心臓の形の異常や臍帯(へその緒)の血管の本数が確認できます。また、3D画像で映し出されるものもあります。おなかの中の赤ちゃんを細かく観察できたり、体重を推定できたりするのはおもしろいですね。赤ちゃんがお腹の中にいる時間はわずかです。その期間も、ぜひ楽しんでくださいね。


2015/11/20

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