うつ病

これってうつ病?妊娠中のイライラ、心が沈む原因と対処法

そもそも、うつは男性よりも女性のほうがかかりやすい傾向にあります。その背景を考えてみましょう。

さまざまなステージを生きる女性

女性は、一生のうちで会社員、結婚、妊娠/出産、子育て、更年期、介護など様々なステージを経験します。今では女性だけではなく男性も家事や育児を手伝ってくれる方も増えてきましたが、メインに動くのは女性であることは変わらないケースが多いですね。女性は月経もあることから、ホルモンの影響を日常的に受けやすい状況にあります。

人によっては月経さえも辛いのに子育てをしなければならない、親の面倒もみなければならない、という方もいらっしゃることと思います。男性側の理解が得にくい場合は、精神的な負担も増し、気が付いたらうつになっていた…ということにもなりかねません。

妊娠するとホルモンの影響はより大きくなります。つわりや体形の変化に悩んだり、出産への恐怖や母親になることに不安を感じたりします。そのために情緒不安定によるイライラが起こりやすくなります。

みんな経験する!?マタニティーブルー

妊娠中から産後にかけては特に気分的な浮き沈みが大きく、イライラしたり、涙もろくなったりします。産後1か月くらい経つと落ち着いてくるようです。この原因は妊娠中に盛んに分泌されていた女性ホルモンが出産によって、分泌量がそれまでよりも激減するためです。

精神的に少しでも症状を軽くするには、完ぺきを目指さない、夫や先輩ママとコミュニケーションをとり一人で悩まない、外に出て気分転換をするなどがあります。妊娠、出産は女性のライフステージでも大きなことです。喜びの反面、一時的に気分が落ち込んだり、自信がなくなったりするのは、自分だけではないので孤独に悩む必要はありません。

どうしても治らない…

長期にわたって気分がすぐれない症状が続くようでしたら、専門家の力が必要です。心療内科でカウンセリングを行うなど、自分のことをじっくりと聞いてくれる人に話をすることで、早めに解決する場合があります。

出産後は子育てに忙しいかもしれませんが、日々自分の状態をチェックし、困った時はまずは誰かに相談することが大切です。ひとりで頑張ろうとせずに、頼れる人に相談したり、手伝ってもらったりすることで、新たなコミュニケーションも築けることでしょう。


2015/11/20

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