痒み

2015/11/12

3歳の娘がアトピーで常に引っかき傷が…かゆみ軽減法は?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

3歳の娘がアトピーで常に引っかき傷が…かゆみ軽減法は?

子どものアトピー性皮膚炎。かゆいというその症状だけでもかわいそうなのに、かきむしって傷ついた肌を目にするのは、お母さんにとってつらいもの。どのように対処してあげればよいのでしょうか。

ママからの相談:「子どものアトピーのかゆみを軽減するには」

3歳の娘はアトピー性皮膚炎です。就寝中も無意識に触ってしまうらしく、傷が治りません。病院でもらった塗り薬を毎日お風呂上がりにつけていますが、かゆみは治まらないようで、血が出るまで引っかいてしまうこともあり、傷が残るのも心配です。なにか、かゆみを軽減する方法はないのでしょうか。(30代・女性)

冷却するとかゆみが軽減される

なるべく暑さを感じない涼しい環境にしてあげると、かゆみを抑えることができるようです。環境作りとしては具体的にどんな方法があるのか、専門家に聞いてみました。

かゆみがあれば、大人でもかかずにいられません。まして小さいお子さんにかくなというのは難しいでしょう。なるべくかゆみがでない工夫をしてあげましょう。かゆみがでたら、冷たいタオルで拭いてあげると、皮膚表面の炎症が軽減されてかゆみが治まります。(産科看護師)
暑いとかゆみが助長されてしまうので、なるべく涼しい環境に整えてあげましょう。保冷効果のある枕などの商品で冷やすのも効果的です。ただし、冷やす場合には、お母さんがちゃんとみていてあげられる環境で行ってください。(皮膚科看護師)
皮膚の保湿を心がけ、部屋の温度も一定になるようにしてください。寝ている間に体温が上昇すると、かゆみが強くなりますから、寝るときは汗をかかない程度の少し涼しい環境にしてください。(産科看護師)

肌を傷つけないための対策も重要

引っかいて血が出たりかさぶたができると、しばらく跡が残ったり色素沈着してしまうことも。アトピーでもできるだけ跡を残さないためには、どんなことに気をつけたらよいのでしょう。

お子さんの爪は短く切ってやすりで爪の先を滑らかにし、肌を傷つけにくくしてあげてください。(産科看護師)
夜は寝る前に手袋をして、もしも就寝中にかいてしまっても皮膚に傷がつかないようにするとよいですね。また、爪は常に短く切りそろえておく、いつもかきむしってしまう箇所には包帯を巻いて保護することなども対策としてあげられます。(皮膚科看護師)
塗り薬で効果がないようでしたら、医師に相談して薬を変えてもらうか、塗る回数を増やしてください。薬を塗るときは皮膚が清潔であることが大切ですから、お風呂上がり以外では、タオルで拭いた後に塗るようにしてください。(産科看護師)

かゆみが和らげば、血が出るまでかきむしることも減ってくるかも。きちんと指示どおりに薬を塗るほか、爪を切る、かゆみが出ないように冷やすなどの対策は、今日からでもとり入れられそうですね。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加