腹部躯幹面積

2015/11/20

超音波写真でよく見る!腹部躯幹面積(FTA)ってなに?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事

超音波写真でよく見る!腹部躯幹面積(FTA)ってなに?

超音波写真を見ていると、腹部躯幹面積(FTA)という赤ちゃんのお腹の断面の面積を調べたものがのっています。赤ちゃんの発達具合などを調べるのに用いる腹部躯幹面積(FTA)や初期の赤ちゃんの発達について詳しく説明していくので学んでみましょう。

腹部躯幹面積(FTA)ってなに?

腹部躯幹面積(FTA)とは、赤ちゃんの腹部の断面の面積のことです。腹部の前後の長さのことである腹部前後径(APTD)と腹部の横の長さのことである(TTD)を調べることにより、腹部躯幹面積(FTA)を割り出します。
腹部躯幹面積(FTA)を知ることにより、赤ちゃんの腹部の発育具合を知ることができます。とても重要な数値ですね。

超音波写真にある他の数値はなに?

超音波写真には、腹部躯幹面積(FTA)だけでなく他にも様々な数値が記されています。それぞれが何を示しているのか理解して超音波写真を見ると、赤ちゃんがどのような状態なのかをより詳しく知ることができるので、何を示しているのか学んでみましょう。

妊娠12週頃までの妊娠初期の間は、まだ赤ちゃんが小さいため詳しく計測することはできませんが、頭殿長(CRL)といわれる胎児の座高を計ることにより、出産予定日を割り出すことができます。

妊娠中期になると、児頭大横径(BPD)といわれる赤ちゃんの頭の横の長さと腹部躯幹面積(FTA)、赤ちゃんの太ももの骨の長さである大腿骨長(FL)を調べることにより、赤ちゃんの推定体重が分かるようになります。

他にも、分娩予定日(EDD)や妊娠週数(AGE)、推定体重(EFBW)などの情報が超音波写真にはのっています。

妊娠初期の赤ちゃんはどういう風に発達していくの?

妊娠初期の頃の赤ちゃんは、どんどんと発達していきます。初めは小さな丸でしかなかった赤ちゃんが徐々にヒトの形になっていく様子を見られるのも、この時期ならではです。

妊娠9~10週ごろから手と指や足首などができ始め、12週ごろには手の指がきちんと5本に分かれている様子が見られるようになります。背骨などの骨の形もしっかりと確認できるようになり、腕や脚などに筋肉がつき始める時期がこの頃です。

妊娠14週頃になると血液が流れている様子や心臓の形などもはっきりと見られるようになります。心臓が動く様子がはっきりと見え、赤ちゃんがお腹の中にいることをよりはっきりと感じることができる、妊婦にとってとてもうれしい瞬間です。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加