腹部前後径

2015/11/20

測定しないとダメ!?腹部前後径(APTD)ってなに?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事

測定しないとダメ!?腹部前後径(APTD)ってなに?

妊娠13週ごろから測定できるようになる腹部前後径(APTD)。赤ちゃんの推定体重を測定したりするのに使用する数値であり、とても重要なものです。そんな腹部前後径(APTD)や超音波写真でわかることについて紹介していきます。

腹部前後径(APTD)ってなに?

腹部前後径(APTD)とは、赤ちゃんの腹部の前後の長さ、つまり赤ちゃんのお腹の厚みのことを指します。この腹部前後径(APTD)を測定し、赤ちゃんの太ももの骨の長さである大腿骨長(FL)と腹部横径(TTD)、児頭大横径(BPD)を調べることにより赤ちゃんの推定体重を測定することができます。

腹部前後径(APTD)は、超音波検査で赤ちゃんの腹部をはかります。そのため、赤ちゃんが横を向いていたり、赤ちゃんのお腹が圧迫されていたりすると正確に測定できず多少の誤差が生じる場合があります。

腹部前後径(APTD)っていつ頃から計測できるの?

腹部前後径(APTD)は赤ちゃんがあまりにも小さな頃は測定できません。腹部前後径(APTD)を計測できるようになるのは、妊娠13週ごろからです。そのため、この頃から推定体重も出すことができるようになります。

妊娠13週までの超音波検査ではどんなことを調べているの?

妊娠初期の期間は、赤ちゃんがまだ小さいため超音波検査を経膣超音波で行う場合が多いです。経膣超音波で検査することで、胎嚢は妊娠4~5週ごろから、胎芽は妊娠5~6週ごろから確認することができます。胎嚢が確認できると妊娠の成立、胎芽が確認できると正常妊娠となります。

妊娠週数は、最終月経を参考に数えはじめますが、最終月経がいつなのかが不明な場合や月経周期が不規則だった場合、正確な妊娠週数がわかりません。そのような場合でも、妊娠12週までの赤ちゃんの大きさには個人差などがないと言われているため、超音波検査で赤ちゃんの座高である頭殿長(CRL)や児頭大横径(BPD)を測定すれば、正確な妊娠週数と出産予定日を設定することができます。

超音波検査で血液の流れまでわかるって本当?

最近の超音波検査では、赤ちゃんの発育に関することだけでなく、胎盤や臍帯といったものまで観察できます。

カラードプラという血の流れをカラー表示できる装置で超音波検査をすると、臍帯を流れている動脈や静脈の流れが赤と青で示されるため、どのような血流になっているのかはっきりと見ることができます。

超音波写真では目盛を見ればすぐに赤ちゃんの大きさが分かる?

超音波写真では、目盛とさまざまな記号がのっています。妊娠初期の段階では、1目盛が1センチを表しており、写真を見れば、赤ちゃんがどのくらいの大きさになっているのか知ることができるので、便利です。

ほかにも、羊水量(AFI)や妊娠週数(GA)、胎児推定体重(EFW)などがのっており、超音波写真を見ることで赤ちゃんに関する様々な情報を知ることができます。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加