妊娠4カ月(妊娠12週目~15週目)

2015/11/20

妊娠4ヶ月ってどんな時期?赤ちゃんとママの状態は?

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妊娠4ヶ月ってどんな時期?赤ちゃんとママの状態は?

妊娠4ヶ月(妊娠12週目~15週目)の時期、母体には何が起こっているのでしょうか。また、この時期の赤ちゃんはどんな状態なのでしょうか。この時期の母体と赤ちゃんの状態、この時期の過ごし方について説明します。

妊娠4ヶ月の赤ちゃんの状態

妊娠12週目に入ると、頭殿長(頭からお尻までの長さ)が60mmを超え、体重は10~15gになります。ここまで成長すると、染色体異常など赤ちゃんの理由によって流産する可能性はほとんどなくなります。肝臓や脾臓などの消化器官が機能しはじめて、爪や眉毛、まつ毛などの体毛も少しずつ表れてきます。子宮の中での活動も活発になり、超音波検査で体をさかんに動かす様子を確認することができます。

妊娠13週目に入ると、手足の動きが自由になってきます。手足をパタパタ動かすだけでなく、手を握ったり、足のつま先を丸めたりといった複雑な動作ができるようになります。肺の動きも活発になって呼吸のような動作を取ったり、腸の位置が正しい位置に動いていったりします。

妊娠14週目に入ると、首が発達してきてあごが胸から離れてきます。胎盤が完成に近づいて、各器官の成熟が進みます。脳細胞をつなぐ神経回路ができてくるのもこの時期です。手足には筋肉がつきはじめ、羊水の中で回転することもあります。この時期の赤ちゃんの心拍数は1分間に150回ほどで、小さな心臓から1日に25L弱の血液を全身に送り出しています。

妊娠15週目に入ると、頭殿長は104~114mmに、体重は40gほどに成長します。体の大まかな部分は完成し、あとは指紋ができたり、足の爪ができたりといった細かい部分が発達していきます。顔の表情も豊かになり、難しい顔やしかめっ面もできるようになります。胎盤も完成し、ママから必要な栄養や酸素を受け取っていらないものを送り返すようになります。

妊娠4ヶ月の母体の状態

妊娠12週目に入ると、安定期に入り、つわりの症状が落ち着いてきます。まだお腹のふくらみを感じない人がほとんどですが、この時期の子宮はグレープフルーツほどの大きさになり、膀胱を圧迫するようになるので頻尿や腰痛などの症状が出やすくなります。

妊娠13週目に入ると、ホルモンの影響で胃腸の動きが緩慢になるため便秘気味になりがちです。つわりの影響が残る人もいるので、そのときは無理をしないようにしましょう。

妊娠14週目に入ると、ママの体内で生成される血液の量が40%~50%も増えます。そのため水分補給が大切になります。

妊娠15週目に入ると、胎盤が完成して体調はさらに安定します。とはいえ大事な時期なので無理は禁物です。

この時期にやっておきたいこと、注意したいこと

つわりの症状が落ち着き、普通の食事ができるようになる時期です。栄養バランスを考えた食事を心がけましょう。特にこの時期は、赤ちゃんの骨が成長する時期なので、カルシウムをしっかり取りましょう。便秘気味になりやすいので、繊維質の食べ物や水分もこまめに取りましょう。

お腹が少しずつ出てくる時期です。今までの服や下着が少しずつきつくなります。ゆったりした服を着るようにして、マタニティウェアの準備も始めましょう。

つわりがひどい時期に吐き気のため歯を磨けていなかった人は虫歯のリスクがあります。この時期に歯科検診を受けておきましょう。お腹が大きくなると、診察台に仰向けになるのがつらくなります。

体調が落ち着いてきたら、軽い運動をするのもいいでしょう。ヨガやウォーキングなど、自分のペースでできる有酸素運動がベストです。あまり激しく体を動かすスポーツは控えましょう。

また、この時期に出産する病院を決めておきましょう。病院によっては、妊娠初期に分娩予約をする必要があるところもあります。人気のある病院はすぐに予約が埋まってしまうので早めに予約しましょう。里帰り出産を検討している人は早めに地元の病院を見つけておきましょう。地域によっては里帰り出産の受け入れが難しいという病院もあるので事前によく調べておいて、出産予定日が近づいてきて慌てることのないようにしましょう。


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