感染予防

2015/11/15

ウイルスから新生児を守るには?秋冬の出産後にすべきこと

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

ウイルスから新生児を守るには?秋冬の出産後にすべきこと

体調を崩していると、大人でもかかってしまう秋冬のウイルス感染症。生まれたばかりの赤ちゃんをウイルス感染の恐怖から守るには、いったいどのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。

妊婦さんからの相談:「秋に出産予定の我が子を感染症から守るには?」

秋に第1子を出産予定です。抵抗力の弱い新生児の時期に、インフルエンザやノロウイルスにかかってしまったらと心配です。両実家は遠方ですし夫には仕事があり、基本的に私一人での子育てになるので、ある程度の外出は避けられません。そのときに注意すべきことや効果の高い予防法はありますか。(20代・女性)

赤ちゃんに予防接種はできる?

心配なのは、赤ちゃんの免疫力。感染症から身を守る方法としては、事前に予防注射を受けるという方法は一般的ですが、赤ちゃんにも予防注射ができるのでしょうか。

ワクチンの接種は有効な予防法ですが、残念ながら1歳未満の赤ちゃんは予防接種しても抗体ができにくいので、インフルエンザワクチンの接種は推奨されていません。また、ノロウイルスのワクチンは開発段階です。(産科・婦人科看護師)
生まれて半年は、お母さんからもらった免疫で感染症にはかかりにくいのですが、赤ちゃんを感染症から守るためには、家族の行動が重要です。(産科・婦人科看護師)

ウイルスに感染させないためには?

お母さんから受け継いだ免疫力で、ある程度は守られているとはいえ、強いウイルスの感染力に負けないためには、ウイルスとの接触を避けることが重要。気をつけるべき点をみてみましょう。

インフルエンザが秋冬に流行するのは、この時期になると空気が乾燥するためです。予防法としては、部屋を加湿して湿度を保つことと、うがいや手洗いです。湿度を保つという意味でマスクの使用も効果がありますが、非常に小さいウイルスなのでマスクでも体内への侵入は防げません。(健康管理科看護師)
インフルエンザは栄養をとって休養し、免疫力を上げることが予防策の一つです。特に、ネギ類やニンニク、ショウガなどは、免疫力を上げる食材とされています。(健康管理科看護師)
ノロウイルスは食品から感染することがよくあります。特にウイルスを媒介しやすい貝類はよく火を通してから食べるか、食べないのが無難です。リモコンやドアノブなど複数の人が触れる部分は、除菌スプレーやシートで除菌してください。(産科・婦人科看護師)
家族に感染者がいる場合は、赤ちゃんとの接触を避けること。お母さんが赤ちゃんに触れないわけにはいきませんから、お母さん自身も、日頃から栄養をとって適度な運動と睡眠を心がけ、風邪を引きにくい身体作りをしておきましょう。(産科・婦人科看護師)
赤ちゃんに触れるときは、必ず手洗いをしましょう。外出後なら、うがいもプラスしてください。なるべく人ごみへの外出は避け、外出する場合は短時間のみにしてください。(産科・婦人科看護師)
外出する際はマスクを着用し、暖かい格好で身体を冷やさないように心がけてくださいね。帰宅したら、しっかりとうがい手洗いを。空気清浄のできる加湿器なども販売されていますので、自宅にあれば活用してください。(健康管理科看護師)

赤ちゃんをウイルスから守るには、室内の湿度を保って外からウイルスを持ち込まない以上に、お母さんや家族がしっかり体調管理をして感染しないことが大切なようですね


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