水疱瘡

1回では効き目がない?水疱瘡(みずぼうそう)の予防接種

予防接種には定期と任意があります。接種回数は1回でよいものと複数回受けるものがあり、種類や回数は見直されることも。最近ルールが変わった水疱瘡の予防接種は、前に1回受けていても受け直した方がよいのでしょうか。

ママからの相談:「2回接種に変わる前に受けた水疱瘡の予防接種について」

8歳と2歳の子どもがいます。上の子は1歳のとき、任意で1回、水疱瘡の予防接種をしました。周りには予防接種をしたのに感染した子もいましたが、うちの子は感染していません。2歳の下の子のときは、水疱瘡は2回の定期接種に変わっていたので、2回接種しています。上の子も接種しなおすべきでしょうか。(40代・女性)

水疱瘡の予防接種について

赤ちゃんが生まれると次々と様々な予防接種を受けるように促されますが、水疱瘡のワクチンは、いったいどのように赤ちゃんを守ってくれるのでしょうか。

予防接種には病気にかからないようにする目的と、かかったときに重症化を避ける目的があります。予防接種を受けても水疱瘡にかかることもありますが、その場合も予防接種をしていたことで、重症化を避けられたというケースが少なくありません。(健康管理科看護師)
水疱瘡は、罹患すると成人では重症化のリスクが高く致命的な合併症が起こることもあります。より確実に免疫をつけるために、平成26年より任意接種から定期接種に、接種回数も2回になりました。(産科・婦人科看護師)
水疱瘡は1回の予防接種で約90%が免疫を持ち、罹患しないか、罹患しても軽症で済むといわれています。(産科・婦人科看護師)

抗体がなくなっていれば再接種を

重症化しやすい水疱瘡に対しては、確実に免疫をつけられるよう、ルールが変更されたとのこと。では、すでに1回接種している子どもも、改めて受けなおした方がよいのでしょうか。

1歳のときに予防接種をしたのであれば、基本的には再び接種する必要はないと思います。 (産科・婦人科看護師)
抗体の持続期間は個人差が大きいので何ともいえませんが、もう一度、予防接種することをお考えなら抗体検査をされるとよいでしょう。抗体がなくなっているようなら予防接種をお受けになってはいかがでしょうか。(健康管理科看護師)
一度打った予防接種は、数年で抗体が消えてしまっていることもあれば、何年も抗体を持ち続けていることもあります。抗体が残っているかどうかは、抗体検査をするとわかります。抗体検査については、内科や小児科など、お近くのクリニックにお問い合わせください。(健康管理科看護師)

大切なのは、抗体が残っているかどうかということ。不安があるようなら、抗体検査を受けてみて、改めて接種する必要があるかどうかを判断するのがよいようです。


2015/11/16

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