体重管理

2015/11/18

体重を戻せないまま3人目を妊娠…難産を防ぐ方法は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

体重を戻せないまま3人目を妊娠…難産を防ぐ方法は?

出産で増えた体重が減らせないまま2人目、3人目の妊娠を迎える人も少なくないでしょう。体重が増えすぎると難産になるといわれて心配しているお母さんに対し、看護師さんたちのアドバイスとは。

ママからの質問:「産後に体重が戻せないまま、3人目の難産が心配です」

現在3人目を妊娠中です。2人目を出産してから体重をうまく戻せず、元々の体重より8kgも増加したまま3人目を授かりました。産道に脂肪がたくさん付くと難産になりやすいと以前、産科医から聞いたのを思い出し、このまま妊娠でさらに体重が増えて元の体重より20kg近く重くなってしまったらと怖いです。今さら食事制限や運動をするわけにもいかないし、何か今のうちに難産にならないようにできることはあるのでしょうか。(30代・女性)

今からでも遅くない。食事や運動に注意した生活を

妊娠前すでに肥満体重だった場合、妊娠中の体重増加を最小限にとどめる努力が必要です。体調に気を配りながらも、運動や食事に注意しましょう。

元の体重よりも8キロ増加したとのことですが、体重的には標準内でしょうか。8キロ増加した体重が標準内でしたら、このままでよいかと思います。しかし、妊娠前の体重が肥満だった場合には、今からでもお食事や運動に注意された方がよいでしょう。 (健康管理科看護師)
主治医から難産のおそれがあることは聞いておられるかもしれませんが、その他にも妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの疾患の危険性もありますので、今さらといわずに、今後の生活で気を付けていくのが一番です。(健康管理科看護師)
妊娠中にダイエットはできませんから、妊娠中の体重増加を最低限にとどめましょう。体調のいいときは、普段の家事に加えて30分ほどの散歩をしたり、軽い体操を行うようにしてください。体を動かし、足を使うことで、股関節がやわらかくなって、産道が開きやすくなります。つわりの時期や、お腹が張るとき、医師から制限されたときは、運動する必要はありません。(産科看護師)
食事は、鉄分、カルシウム、タンパク質を多めに、低カロリーの和食を心がけてください。間食はできるだけしないこと、お腹が空くときは果物や、ゆでた野菜を召し上がるようにしてください。どうしても甘い物が食べたいときは小分けして、少しずつ食べるようにしてください。ガムや飴で紛らわせることもできます。また、夜遅い時間の食事も控えましょう。(産科看護師)

妊娠中の体重コントロールについては医師と相談しながら

体重を増やし過ぎないよう注意する一方で、赤ちゃんの成長とともに正常範囲で体重が増えることを妨げてしまわないよう気をつける必要があります。定期健診などの機会に、医師と相談してください。

妊娠中の体重増加は、妊娠前の体重を基準にしますから、10kg増えても、正常範囲内です。体重を増やさないのも問題ですから、体重管理に関しては、医師とよく相談してください。(産科看護師)
あとは、病院の定期検診で血圧や尿、血糖値などを定期的にみていくとよいでしょう。(健康管理科看護師)

妊娠前の体重が肥満体重だった場合は、妊娠中の体重増加を最小限に抑えるため、今からでも食事や運動に気をつけましょう。とはいえ、赤ちゃんの成長が優先ですので、医師と相談しながら体重管理を進めていくのが安心です。


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